●更新日 01/09●


マサイ族の真実 ”戦士”なんて名ばかりのタカリ・ボッタクリ集団


「マサイ族」と聞いて、我々が真っ先に連想する言葉が、「マサイの戦士」だろう。
「サバンナの貴族」と呼ばれ、東アフリカで遊牧生活を営む民族だが、日本の番組にもたびたび登場したり、大塚製薬からドリンクが発売されていたりと、先進国での活躍もめざましい。

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自然界で生活を行う「マサイの戦士」たち


しかし、このマサイ族たち、アフリカ方面の旅行者からは大変不評なのだ。
生のマサイの戦士に会うことを夢見て、「マサイ族に会えるツアー」に参加した客の相当数が、

「夢が壊れた!」「二度と会いたくない!」「最低!」

……などと、散々な評価を下している。


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マサイ族が売っている木彫りの人形たち

マサイ族の異名:歩くお土産屋

先日バンコクにて、慶応大学の才色兼備「はあちゅう」さんと無理矢理お会いした記事を書いた
世界一周企画に挑戦中だった彼女も、ケニアのツアーにてマサイ族と接触し、実態を見たという。


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美人女子大生ブロガーはあちゅうさんと馴れ馴れしいマサイ族


ケニアに来るまで、様々な人から、「マサイ族はひどいぞ!」と散々聞かされていたという彼女。
色々と言われても、「案外、仲良くなれるのでは?」と考えていたそうだが、実際に行って遭遇し、

「マサイ族とは一生仲良くなれない」と結論づけた。

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木をこすり合わせての火起こしを見せられる

はあちゅうさんは、
「マサイ族が観光客をたかりの対象としてみるのをやめない限り、彼らとは打ち解けられないでしょう。マサイ族は悪い意味で観光客慣れしていて、ずっとつきまとってはものを売り付けようとしたり、集団で囲って物をもらおうとしたりがすごかったです」
「せっかく素敵な文化とコミュニティをもっているのに…彼らの村の訪問は楽しかったし、ユニークな風習には感動したけれど」

……などと、具体的な被害を述べ、怒りよりも「悲しい」という気持ちを伝えていた。

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スポンサーのgooから渡されたぬいぐるみも奪われそうに

「観光産業が生み出す歪みみたいなものを意識しました」

……と締めている。元記事

これからケニアなどに旅行に行き、マサイ族に逢うツアーを計画している人は、マサイ族に「憧れ」の感情を持たずに行ったほうがいいようだ。そして、タカリ・ボッタクリ対策も……


おまけ:

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女性器の内部構造の落書き

マサイ族エリアにあった落書きだそうで。英語圏の観光客が書いたのだろうか?



梅宮貴子(協力・写真提供:はあちゅう)



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