●更新日 01/06●


クルマを買ったら、違うクルマが来てローンが落ちる話 後編




もともと購入予定だったローレルに対して、似ても似つかない車を渡されそうになったのが平成19年7月。

その後はローンだけが毎月落ち続け、1年3ヶ月後の平成20年9月、在庫に有るスカイラインと交換しようと話がまとまりました。



これがその時の車検証。

何故、車検証だけで現物の映像が無いのかと言うと、取りに行こうとした数日前に「盗まれてしまいました」と連絡が来たから。

何と、盗まれた車の中にはホネルが元々買ったローレルも含まれていました。

そして、盗まれたので盗難保険を適用したいとTKモータースは“有ること”と共に打診して来ます。それは、このスカイラインもホネルが所有していたということにして欲しいとのことでした。(※)

※この時点で、ホネルは警察に車庫証明は取りに行っているものの、名義変更などは一切していない


ホネルはそういうことは出来ないと突っ張るものの、TKモータースは「そうしないと保険が下りない」と言ってきます。

そして、“その件ついて”会って話すことになった某日。ホネルにICレコーダーをこっそり持たせました。


録音のファイル


ホネルもTKモータースの人もポルトガル語で話しているので全容は掴みにくいかも知れませんが、抜粋すると


「車に付けてあるナビゲーションなんかは、泥棒(窃盗団)から買ったものだ」

「その泥棒(窃盗団)はこの間、逮捕された。その泥棒がどこに売ったかを言ってしまった」

「俺(TKモータース)は、ただのブラジル人から買ったことにする。そう口裏を合わせてくれ」


一気に香ばしくなってきました。

ホネルは「そんな話には付き合えない」と拒否。こうなってくると、本当に車が盗まれたかどうかも怪しいものです。

TKモータースの車が本当に盗まれたどうか確認する為に、四日市警察に被害届が出ているか事情説明し、内容次第では事件として告発したい旨を伝えたところ、「弁護士ではないので詐欺としては告発出来ない。店とローン会社に直接話し合ってくれ」と追い返されてしまう始末。

言葉や習慣を知らない日系ブラジル人であるため、こんな不可思議な内容で物事が進んでしまっていますが、アプラスも大手ローン会社なら契約者の元に商品が行ったかどうか調べるべきなのでは?

こんな不可思議な契約なのに、現時点でも毎月34,800円づつローンは落ち続けているのですから。

現在、ホネルは弁護士を通じて告発すべく動いていますので、進展が有り次第、記事にしようと思います。




山木



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