●更新日 12/26●
マックのサクラ行列続報(1) 東京でのヤラセも発覚
昨日の記事で扱った、大阪府の心斎橋にあるマクドナルド御堂筋周防町店への大行列に対するサクラ疑惑。これに関して、当サイト編集部に多くの情報が寄せられている。それらの情報に基づいて、この問題について徹底追及を図りたい。
この件は、新聞やテレビでも大きく報じられた結果、多くのヤラセが発覚。行列の半分はサクラだったという。行列の先頭にいた20〜30人は皆サクラで、昨日の記事で触れたようにイベントコンパニオンらも含まれていた。当該のコンパニオンがテレビの取材に応じた映像も確認され、派遣会社のHPやブログに掲載の画像と顔が一致してしまった。
フルキャストは「商品モニターの仕事」と釈明し、マクドナルドも同様の趣旨の見解を表明した。だが、景品表示法における不当表示に該当する可能性があると、公正取引委員会はTBSの取材に対して語った。テレビで放映された内容はYouTubeにも掲載され、話題になっている。ネット上でも2ちゃんねるを中心に、バイト参加者らによる暴露が続出している。
「クォーターパウンダー」関連のヤラセは、今回が初めてではなかったようだ。マスコミの内情に詳しい人物によると、都内で行なわれた北島康介選手の会見でもヤラセがあったという。電通からマスコミ各社の営業部に、必ず出席者を用意するようにとの通達がファックスで前日に届いたというのだ。テレビの映像では、会場は記者で満員になっていたかのように見える。だが、実際には営業部の担当者らが数多く含まれていたという。
クォーターパウンダーは、マクドナルドであることを隠した状態で、都内で先行販売された。当時の様子は、この製品に関する2ちゃんねるのスレッドで11月2日の時点で暴露されていた。「11月中に発表があるから詳細はまだ内緒ですって言うように言い含められた」とのことだが、ポテトもマクドナルドのものと同じだったという。マクドナルドの原田泳幸CEOも、店舗を視察に訪れたようだ。
この店舗はマスコミでも紹介されたが、もちろんマクドナルド関連であることは承知の上で報じられている。例えば、11月4日のZAKZAKの記事に出てくる広報担当者は、2004年6月22日の「企業に飛び込め!オピ研」に掲載のインタビューに、マクドナルドの広報として登場した人物だ。
クォーターパウンダーの表参道での先行販売について、当サイトに目撃情報が寄せられた。テイクアウトのはずの客が皆、なぜか店舗のすぐ外で食べていたという。表参道のあちこちに散らばっているならともかく、周辺にも空いている場所は多くあったにもかかわらず、店舗の前にだけ大勢の人々が座って食べていたとのことだ。それを見て、これはサクラなのだと直感したという。
問題になった御堂筋周防町店のサクラについても、続々と情報が寄せられている。次回は、それに焦点を当ててお伝えする。東京でのヤラセ問題も含め、バイトに関わった方々、関係者の方々からの情報を引き続き募集中であり、ぜひお寄せ頂きたい。
高橋
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