●更新日 12/21●





なぜ禁煙するハメになったか


先週のゴルフでの出来事。友人のU原がみんなで禁煙しようと言いだした。何を馬鹿なことを、と最初は相手にしなかったが、中Mらが勢いで賛同し


禁煙を破ったらみんなに50万円支払う


という賭けが成立した。最初に吸ったら3人分150万円の罰金。ギャンブル好きの私はその言葉にまんまと乗せられ、承諾してしまった。
一番後悔したのは私。
他の3人よりヘビースモーカーだし、煙草をくゆらせないとモノが書けないという最大の弱点を持つ。
私はすぐさま電子偽タバコ(ニコチンゼロで煙は無害な水蒸気)を2セット買い、臨戦態勢を取る。
金・土曜は連日の忘年会。何とか我慢できた。つまり、2つの禁断症状である

肉体的依存
精神的依存


の精神的な拷問は偽タバコで何とか克服できるかと思えた。しかし、禁煙三日目。肉体的な拷問であるニコチン毒の強烈な暴れっぷりは凄まじかった。
煙草は無いかと家の中を探し回る。きっちり捨てたのであるはずもないが、スーツのポケットをしらみつぶしに探す自分がいた。

煙草は200種類もの有害な物質を出す。しかし、その中には『精神の沈静化』という魔の成分が含まれる。私はこの成分に今まで随分と助けられてきた。だから、さんまの名言「長生きして何になる」を全面的に支持してきた。
だがこうして記事にしてしまった以上、どんなに苦しくてもやめるしかない。賭け事で自ら投げ出して負けるなんて私の辞書にはないからだ。

30年間の煙草との日々が走馬灯のように甦る。愛してやまなかった煙草。正直、女よりも煙草のほうが好きだった。
皆さんの中でどうしても煙草をやめたい人がいたら、友人と給料一か月分を賭けたらどうだろう。この私がコンビニに走らず、何とか耐えられるのだからして。




今すぐ150万払ってでも煙草が吸いたいBOSS




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