●更新日 12/18●





派遣問題、企業のせいにするな!





BOSSと何度も冒険し、記事の手伝いもさせていただいた井上です。


10年間中国で暮らしてきた。
中国人から嫌がらせやいじめを受けたが、彼らは心の底では日本を尊敬していた。なぜか?
アウェイでありながら私は日本人としてのプライドを持って強く生きてきた。なぜか?
それは、日本ブランドが作ったすばらしい製品達のおかげだ。
戦争で負けた国がこれだけ豊かな生活を送れるようになったのは紛れも無く製造業のおかげだ。
何故、日本人を豊かにしてくれた製造業が日本を離れて海外で生産しなくてはならなかったか?
もう一度良く考えてみてほしい。
骨抜きで平和ボケの若者を大量生産した日教組、くだらない番組や雑誌で脳を毒漬にしたマスコミ、高額の税金、社会保険、退職金など、企業から徹底的に吸い取る仕組みを作ってきた国。
マネーゲームで製造業が稼いだ外貨を搾取してきた不動産業、銀行、証券会社、流通業、公務員などのあらゆるネクタイ族。

日本の製造業は企業としてブランド力を高め、世界の競争に勝ち、存続していかなくてはならない以上、常に苦渋の選択に迫られてきた。
株主の顔色をみながら、サラリーマン経営者が無責任な経営判断を下した事による判断ミスもあるが、日本政府は技術と資本と人材の流出に何の手も打たなかった。
もし派遣の仕組みがなかったら、今ごろ日本のモノ作りは日本に残っていなかったかもしれない。
派遣という手段を使いながらも日本でのモノ作りを継続してきた企業を評価すべきだ。
ネクタイ族は手を油で、土で、海水で汚しながら働く人達に寄生していることを理解し、彼らに感謝すべきだ。

モノ作りを失った日本は農業と林業と漁業に依存する過去のモデルに戻り、生活のレベルを大きく下げざるを得ない。派遣で職を失った若者達よ、地方に戻り、手を土と海水で汚せ!
ネクタイ族よ!「日本はやっぱりモノ作りがしやすい国だ」と思ってもらえるように環境を整えよ!

これからくるのは、農工商士の時代。




株式会社ラプラス
代表取締役社長 井上有喜





◇上記のタグを自分のサイトに張ってリンクしよう!


探偵ファイルのトップへ戻る

前の記事
今月のインデックス
次の記事