派遣切り！

自動車業界だけがクローズアップされているが、今後は全業種において派遣切りが広がるだろう。現在の３万人が１月末には８万人になるかもと知り合いの議員秘書も言う。
結局、この派遣業法は大企業のエゴで出来た法律。経団連が中心的な役割を担っている。

今日、この記事をテーマにしたのは、メディアのように泣き言を並べて視聴者に媚びるためではない。元々、派遣は『個人事業主』ではないか。つまり、規模こそ小さいが、社長業ではないかと。

私は個人事業主になって２７年経つが、感動したのは
１日何時間でも働けること。
サラリーマン時代は、働きたくても働けなかった。日曜日に働いて怒られた。こっちはどうしても結果を残したいのに、それを社会が許さなかった。
今は天国だ。どんなに働いても、誰にも文句を言われない。１日１５時間仕事しても若い頃に比べたらそれでも減ったほうだ。
能力のない平凡な私にとって、唯一の味方は『時間』しかなかった。
派遣社員は、源泉徴収などを会社任せにしていたので個人事業主の自覚が持てなかったのではないか。
法的に改正するのであれば、ここが重要だ。全てを自己申告にし、社長としての自覚を持つこと。もっとも、これは他人にとやかく言われる問題ではなく、自己完結できるかどうかの問題だが。
正規社員と同じように、６時に仕事が終わっていそいそと家に帰って野球やサッカーを観ながらビール飲む場合なのか。たとえ２時間でもいいから異業種の仕事をこなして経験や財力を蓄えるべきではないか。
テレビでバカ扱いされているスザンヌの睡眠時間は５時間。しかも、主に移動中の車だ。
羞恥心もバカキャラを武器にしているだけで、彼らはもの凄く賢い。本当は知っている問題でもボケる能力を持っている。バラエティ番組で『こいつバカだな！』と思わせるのが仕事だ。


朝８時のテレビ出演があったら、彼らは寝ないで準備する。それが出来ない芸能人だけが１年で消えていく。



ＢＯＳＳ