●更新日 12/04●
新・中国に抜き去られる日
前作を書いたのが1年半前。
その時、あと10年で日本は抜かれると書いたが、もっと早まるかも知れない。
今度の大恐慌で、中国だけがケタ外れな政策を取っている。
57兆円を市場に投下するらしい。金がないアメリカとは雲泥の差だ。
日本はどうか。昨日、連合は来年の春闘で9000円のベースアップを要求すると決めたが、消費に回らず貯蓄に回るだけだ。しかも人件費が上がれば企業にとってトドメの一撃になるだろう。
かたや中国人は贅沢を言わない。出稼ぎしている彼女たちの実家は、今も電気やガスが無い。江戸時代のように、薪で飯を炊いている。親が一年で稼ぐお金を、孝行娘は一か月で稼いでくれるのだ。
中国で一番凄いと思ったこと
↓
電機屋の前にテレビがあり、DVDの映画が放映されている。その前に200人を超える若者が。
小さい画面を食い入るように見ている。彼らの家にテレビは無い。
いきなり街全体が停電になる。写真は明度を上げているが、実際は真っ暗。
停電は日常茶飯事だ。
20分後、電気が復旧。
DVDは最初から再生される。同じ映画のオープニングを2度見るわけだ。日本人なら早送りしろとギャーギャー騒ぐか、怒って帰ってしまうだろう。
みな、能面のような顔で黙々と見続ける。そこに『個人の主張』は存在しない。
観光資源も豊富で、外国人の旅行者数も日本とはひとケタ違う。
新興のレジャー開発も凄いスピードで進む。(写真は有名なミッションヒルズ。全256ホールのオバケゴルフ場)
夜の街には体を売る少女が数千人。道路の端から端までびっしりと並ぶ様は壮観。
彼女らは地方から家出してきたばかりで、ほとんどが処女。現地の友人曰く、処女と朝までコースが5000円。並みの少女が立つと場所を仕切っている者から追い払われる。だから驚くほど美人揃いだ。(当然、日本のメディアは取材出来ない)
日本の物差しで測りきれない国。
あなたは、あと何年で中国に抜かれると思う?
BOSS
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