●更新日 11/26●






北朝鮮に命懸けで不法入国した



中国国境の街、丹東から北朝鮮に入ろうと試みた。もちろん不法入国で。
韓国人の観光客が射殺された事件はみなさんもご存じの通り。
北朝鮮にギャグは通じない。すなわち、見つかった時点で命は無い。

決行の前日、ガイドが辞退を申し出てきた。
私は頑張って説得した。
『入国するのは私だけだから、あなたは中国側で写真を撮るだけだから。撃たれるのは私だけだから。』
すると
『渡邉さんはキチガイ。先月も中国のアホ高校教師が泳いで入北して、ボコボコにされたうえに右肩を撃ち抜かれて、そのまま川に投げ込まれて死んだのですよ?』
いくら説得してもガイドは頑なに拒んだ。

撮影者がいないと記録に残らない。記事に出来ない。命を賭してまでやる意味があるのだろうか?という疑問を内包しつつも、「一度決めたら絶対」が信条の私は粛々と国境へ向かった。

そして


1mだけ入北しすぐ脱北した。

現時点で、私は最後の脱北日本人かも知れない。


そして、記念すべき入北写真が、これだ。



    泣く子も黙る監視小屋


ていうか、この記事ボツにするかどうか悩みに悩んで現在に至った。
読者から「ヘタレ」と批判されても、自分の中では大切なメモリー。





記録より記憶に残る男になりたい   BOSS





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