●更新日 10/29●


ブーム終了?!保健所に溢れる捨てチワワ!


アイフルのCMに出た"くぅちゃん"で、一躍人気のペットとなったチワワ。
一時期は一匹60万もの高額で子犬が取引され、散歩中の子犬が盗難に合い転売されると言う事件まで起こる異常なほどのチワワブームとなったが、それも徐々に落ち着き、アイフルの業務停止問題なども伴い、今のペット業界の流行はチワワからティーカッププードルへと完全にシフトした様だ。



過去にシベリアンハスキー、ゴールデンレトリーバー、ミニチュアダックスフンドなどが流行し、流行が落ち着き次の犬種が流行るとこれらの犬種が大量に捨てられるニュースを覚えてる人はいるだろうか?その都度社会問題となるこの現象が、今回のチワワブームでも起きつつある。

最近では、八王子で20匹近くのチワワがブリーダーによって捨てられるなどの事件もおき、mixiや里親募集サイトなどでも、チワワの里親募集が目立ってきている。



実際に毎日多くの捨て犬が持ち込まれる保健所ではどうなのか?話を聞いてみた。

やっぱりチワワの持ち込み数は増えていますか?
ブーム以前や、最盛期よりはやはり増えてはいますね。迷子や捨て犬の保護などの件数も増えているので、全体数が増えたというのもありますが・・・。

捨てる原因というか、理由というのはどの様なものが多いですか?
結婚や、逆に夫婦で飼っていたけど離婚するから、子供が生まれた、他には引越しなどが主な理由ですが、年をとって世話ができなくなったなど理由は人によって様々です。

これから、捨てチワワの数は増加していくと思いますか?
減る事はないでしょう。チワワもそうですが、その前に流行ったミニチュアダックスフンドも相変わらず持ち込まれています。どちらも小型犬と言う事で、手軽に購入してしまった人が多く、犬の寿命を考えていなかった結果でしょうね・・・。

問題になっている一般家庭のチワワの他にも、ブームに乗って急増したブリーダーの家にも数多くのチワワが飼育され、中には無理な繁殖で奇形や先天性の病気を持っているチワワも多い。
ブームが去り、市場で飽和状態となったチワワ達も他の流行犬と同じく悲しい結末を迎える事になるのだろうか?

"手軽に飼える"、"世話が楽"いくらそう言われていても、チワワの平均寿命は14〜16年。
飼う時は、それにキッチリ付き合えるだけの覚悟ができてからにしてほしい。

安易に飼っては捨てる飼い主達に言ってやりたい。



あさみ



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