●更新日 10/26●






本日ついに辰吉丈一郎が再起戦 〜独占!直前情報〜




元WBCバンタム級王者、辰吉丈一郎の試合が、本日タイのラジャダムヌンスタジアムで行われる。



10/25 15:30 不機嫌ながらもリラックスして計量を待つ


辰吉は最後の試合から5年が経過したため、日本ボクシングコミッションでは引退選手扱い。
海外ムエタイの本場、タイ大手スタジアムでの試合となった。

前日の計量で、辰吉選手は不機嫌そう……計量前のドクターチェックで医者が遅刻したからだ。
(※タイ人は大変時間にルーズです)


退屈そうにドクターチェックを待つ

「もーう、ほんなんやったらなんでこんな早く来させるんやー」と乾いた声で力なく愚痴っていた。

計量前の空腹感で機嫌悪く座ったままの辰吉に対し、今回の試合を組んだプロモーターのアンモー会長は、自らコーヒーを入れ、辰吉関係者に振る舞っていた。それに対し、丁寧に礼を述べる関係者。

アンモー会長は、「辰吉の試合をラジャダムヌンで行う事によって、日本人客が沢山来てくれるのでとても嬉しい。だから、この試合を組む為にWBCやWBAなど世界のボクシング協会に、10日以上も電話しっぱなしで説得に当たった事も、何の苦も無い。マイペンライ」と笑顔で答えていた。
(ちなみに、2005年に 企まれた 行われた元編集長山木の試合ラチャダムヌンで組んでくれたのもアンモー会長)



阪神タイガースが好きなのか、パンツの柄が……

遅刻していた医者が登場し、ドクターチェック。網膜剥離をしていたはずだが、すんなりパスした。そして計量開始。うっかり首のチェーンをつけたまま体重計に上がりそうになる辰吉。


辰吉さん首かざり忘れてますよー


対戦相手、辰吉とともに、契約体重120ポンドのところを119ポンドで合格した。


空腹のためか、着替えの動作が遅く感じられた


ゆっくり服を着てチェーンを首に付けると、関係者に「こう見えてワシもうフラフラやねんで」と、ヤンキーの兄ちゃんが拗ねるような声をかけると「はい、じゃあご飯に行きましょう」と通訳さんがすかさずスタジアムに誘導。インタビューも明日の一言もなく終了……

タイメディアのタイ人記者が「辰吉は取材しにくい……」と、ぼやいていた。

ポニーテールや襟足に白髪の混じる辰吉に対して対戦相手は、19歳の新人パランチャイ選手。
国際式の試合は12戦7勝(KO勝ち)という。


右が対戦相手 中央がプロモーターのアンモー会長

対戦相手パランチャイ選手への独占インタビューはコチラ!


試合は現地時間で午後4時(日本時間で午後6時)開始予定。
両選手とも全力を尽くし、悔いの無い戦いをして欲しい。



梅宮貴子(取材協力:犬巻カオル様)



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