●更新日 10/22●


注意! うつ病だとマイホームが買えなくなるよ!


ここ最近、精神科で大勢の受診待ちが出るほど、“うつ病”が増えている。
うつ病があまり認知されてない頃は「単なる怠け癖」と思われていたが、誰でもかかる可能性がある「心の風邪」という認識が、一般に広まったのは良いことだろう。



ファイザーの調査によると一般生活者の12%・8人に1人がうつ病の可能性


そのため、うつ病による長期休暇を認めている会社も増えてきた。
それを利用して、健康なのにうつ病を装ってサボるサラリーマンも多い。
身体の病気と違い詐病しやすいので、診断書を書いてもらうのが簡単。

しかし、あまり知られていないことだが、うつ病の通院歴を持っていると、

家を買えなくなる可能性があるという



うつ診断書で堂々と会社を休んでも……


厳密には、住宅ローンの審査が通りづらくなるらしい。保険の審査に引っかかるのだとか。
実際どうなのか、不動産屋経営者に問い合わせてみた。

「ほとんどの住宅ローンは、団体信用生命保険の加入が必須です。精神科で薬の処方やカウンセリングを受けている最中は、かなりの確立でその審査が通りません。住宅金融公庫の“フラット35”などのローンなら、団体信用生命保険に入らなくてもいいのですが、その場合、支払者に万一のことがあった場合、残された家族がローンを払うことになります。団体信用生命保険は、支払者が亡くなった場合に、その生命保険で残りのローンをまかなうものですから」


はっきり言うと、「うつ病歴の人には“自殺の可能性がある”と判断される」からのようだ。



夢のマイホームが本当にただの夢になってしまう


もちろん、永遠にローンが組めないわけではなく、組めるようになる目安は、

最後の通院歴から約3年

もちろん、仕事に復帰して普通に働いていることが条件だ。

当然、精神的に辛く、本当にうつ病の可能性が高そうなら、精神科を受診しなければならない。
しかし、「サボりたい」など軽い気持ちでうつ病を装うと、大きな代償があることは知っておこう。



梅宮貴子



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