●更新日 09/28●


 

抵抗しまくったあたしを押さえつけて、
出すものを出したオヤジは満足したのか

「今日は、いつもより良かったよ。迫真の演技だったね。」

なんて言って、ベットの上に万札を5枚投げて帰っていった


あたしは、その5万を握り締めて

一人泣いた。

今まで解ってなかった

円やサポって軽く言ってたから気付かなかった


あたしが売ってたのは、体だけじゃない

"あたし"自身だ。

マコト君が、大切にしてくれてる"あたし"を
お金で売っていた。

相場 2万〜3万円

今日は、5万円だったけど。

それ以上には、決してならない"あたし"の値段


他の人達は自分に値段なんてつけてないのに、つけれないのに

あたしは勝手に自分に値段をつけて売っていたんだ。







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