●更新日 09/23●


死人に口なし?それでいいのか警察官


昨日、東京都板橋区にある志村警察署にて、勤務中だった男子巡査長(26)が5階のトイレで拳銃自殺を図った。(※今春にも同じように警官が拳銃自殺をしている
この件について志村警察署に電話をしてみると、「機密です」と質問には応じず。

なぜ警官は次々に自からの命を絶つのだろうか?
拳銃の管理はどうなっているのだろうか?

ということで、警察官の弟をもつMさんに連絡を取り、志村警察署まで同行してもらった。



事件の影響なのか、入り口は慌しく人の出入りが多い。
中へ進むと、正面には案内板があった。



事件現場である5階は“道場”と書かれている。
私たちが掲示板を眺めていると、突然、警察官が……。



「すみません。何の御用ですか?」
事件当日ということもあり、警戒しているのかすぐに声をかけられた。
何を探しているのかを聞かれ、とりあえず2階の窓口へ行くように言われる。
窓口でMさんは今回の事件について問いただした。

──こちらで拳銃自殺があったそうですね。私の弟が関西で警察官をしているんですが、銃の管理はどうなっているんですか?
「銃の管理はしっかりとしていますよ。仕事の時は所持していますが、それ以外はちゃんと金庫に入れて鍵をかけていますから」

──警察が女性にストーカー行為をして自殺したり、拳銃自殺など最近の警察は私達家族や一般市民にとっては不安に思うことばかりです。それに対してどう思いますか?
「一般市民じゃなくてあなたはお姉さんとして心配なんでしょ?お姉さんは弟さんを信じてあげなきゃ!弟さんは家族みんなに警察になりたいと独り立ちしたんでしょ!お母さんにも言ってあげなさい!“あなたが産んだ子どもでしょう?子どもを信じなきゃどうするの!”って」



──自殺された方は何が原因だったんですか?いじめや何かに困っていたんですか?
「それは私にはわかりません。そういうのはだいたいそちらに言えるわけがないでしょ!」

事件について詳しく説明してもらうはずが、いつの間にかMさんはお説教をされていた。
だが、それは話をはぐらかしていただけな気も……。

わざわざ警察署内で自殺をするということは、彼は警察に対して何かを訴えたかったのだろうか。
真相は謎に包まれているが「そちらに言えるわけないでしょ!」なんて言われてしまうと、余計な詮索をしてしまう。



アンジェラ



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