●更新日 09/16●






アリコ危機  〜外資系の時代は終わった




昨日、アリコに電話した。
取材ではなく、契約者として。



電話もなかなかつながらず、やっと対応した女性はひどく焦りまくっていた。
結論から言うと『ああ、もう終わりだな』と感じて即刻解約した。
親会社AIGが政府に4兆円の借金申し込んで断られたら子会社アリコが持ちこたえられるはずがないと思う。大量に流していたテレビCMも一気に鳴りを潜めるだろう。
宣伝して金をかき集め、それを増やすのが保険会社の仕事だが、リスクの高いサブプライムで運用していたことに呆れるほかない。
信用が無くなれば新たな保険加盟者が増えるはずも無く、契約者を集めるのが本業なのだから、その本業が破たんすればどうにもならない。
たとえアメリカ政府が方向転換してAIGに金を貸し連邦破産法の適用を一時的に免れても、本業の好転は無理だろう。保険業は信用しか財産が無いのだから。





アリコの公式ホームページもパンク気味。
サーバーを増強するゆとりも無ければアナウンスして事態を収拾する気も無いようだ。
『外資系金融機関の給料は高い』 しばらく続いた蜃気楼は今年で終焉するだろう。



BOSS



◇上記のタグを自分のサイトに張ってリンクしよう!


探偵ファイルのトップへ戻る

前の記事
今月のインデックス
次の記事