●更新日 09/16●


実在しない?ラブレター屋の実態は?!


メールが主流の出会い系の中、男女の仲を手書きの手紙で繋ぐと言う時代に逆らう斬新な方法を提供しているこの雑誌。



だが、掲載されている明らかに真面目な出会いとはかけ離れたプロフィールや、追加料金で返事が早くなるなどのオプションの催促、本当に手紙を読んだ女性が書いているのか怪しい手紙など、うさんくさすぎるこの雑誌。本当に手紙の向こうの女性は存在するのだろうか?早速、この雑誌を出している出版社に調査に向かった。

が、住所を頼りにたどり着いたのは…



普通のマンション。

仮にも出版社をうたっている会社がこんな場所で?!と何度も住所を確認するがここで間違いないようだ。エントランスホールには、部屋番号と社名が書かれたボードが。どうやら、このマンション自体がレンタルオフィスとして様々な会社に部屋を貸している様だ。



しかし、その中に例の出版社の名前はない。

会社所在地として記載されていた部屋番号にあったのは…



まったく別名の高額なコンプレックス系化粧品を売る会社と、検索にすら引っかからない怪しい会社のオフィスになっていた。

あれ?出版社は?
手紙の転送元の住所に会社が無い為、次は登記から会社を割り出す事になったが…

登記に登録すらされていなかった。

どこにあるんだ、潟xスト出版。ザ ベスト出版やハーベスト出版、同名の別会社など、似ている出版社は数あれど、この会社はどこにも見付からなかった。どうやら、利用者を安心させる為に株式会社や出版社の名前を勝手に使っているだけの様だ。

存在すら疑わしい会社だ、利用者の女性が"本物"かどうかなんて少し考えれば解るだろう。
メールが手紙に変わった所で、サクラの割合は変わらない様だ。

サクラに騙される方が悪いと言うのは出会い系でのお約束。
果たして金銭で仲介する出会いに、"絶対"なんてあるのだろうか…。



あさみ



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