●更新日 08/10●


奇岩の絶景・浄土ヶ浜


岩手県と言えば『リアス式海岸』でしょ。

小学校の社会科で日本地図を書かされたとき、「リアス式」とか思いながら、岩手県の海岸線をギザギザに書いた覚えが誰だってあるはずです。
そんなわけで、大住につづく九坪の岩手レポは“岩手の海”

盛岡から車で2時間。(うむ。さすが面積東京の7倍。広いぜ岩手県。)
やってきました陸中海岸国立公園「浄土ヶ浜」

なんでも、昔ここを訪れた徳の高いお坊さんが、その美しい景色に感嘆し「極楽浄土もこういう景色なのだろうなあ」と言ったことからこの名前がついたそうな。
綺麗な海と多くの奇岩が絶景を醸す岩手県の名所として有名です。

その美しい海岸線を楽しむために遊覧船に乗ってみた。
出航するとまもなく船員が、平べったい変なパン(一枚100円)を売りはじめました。
なんだろう? 名物のパンなのかな? とか思っていたら、


海鳥たちがすごい勢いで船に襲い掛かってきた!

さながらヒッチコックの映画「鳥」

実は船内で売られるパンは「海鳥の餌」。この遊覧船から海鳥に餌をやることができるのですよ。
船と同じ速度で、取り巻きながら飛ぶ海鳥の群れは圧巻。

あまりの迫力に泣き出す子供もいたくらい。

陸の方を見ると“奇岩の景勝地”などと言われるだけあって、いろんな形の岩がある。
それらを見ているだけでも結構楽しい。
これは「ろうそく岩」。
溶岩が垂直に噴出し、そのまま固まってできた岩だとか。
世界的にも珍しい岩石で、国の天然記念物なんですって。

こっちは「潮吹穴」
特殊な岩の形状から、波を受けると鯨のように潮を吹くのだそうだ。
しかし、この日は海が凪いでいたので潮を吹く様子は見れなかった。残念。

波があると、こんな感じになるらしい。

そしてこれは私が見かけた名も無い岩。「オ○コ岩」と名づけよう。

青少年保護法的にアウトな岩。
なんかすげえリアル。


約40分の遊覧航海を終えて戻ってくると、港の食堂でこんな張り紙を見つけた。

「特盛り 生うに丼」

「うまそう!」「これはぜひ食べたい。食べなくては!」
と思ったのだが、残念ながら本日品切れだった。くっ……無念。




遊覧船での海鳥の餌付けは面白かったし、数々の奇岩や絶景は見ごたえがある。
岩手・浄土ヶ浜の遊覧航海はおすすめだ。皆さんにはぜひ一度行ってみてほしい。

そして、私が食べれなかった「生うに丼」を食べてきてほしい。
そして、どんな味だったか教えてほしい。ちきしょー。食べたかったな。

というわけで、岩手応援企画その2「浄土ヶ浜遊覧航海」でした。

次回はえりすが岩手を褒めちぎります!



九坪



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