●更新日 06/21●


秋葉原殺傷事件 加藤と勤務先のハチャメチャな関係


加藤容疑者の派遣先となっていた関東自動車。
加藤容疑者自身が掲示板に書き込みしていたように、非常に劣悪な勤務条件だということですが・・・実際はどうだったのか。
今回は、そこに焦点を絞ってみます。

関東自動車ですが、去年11月から今年の6月までは増産という指示がトヨタから出ていた為、多くの派遣を雇い入れました。
加藤容疑者が派遣会社より流れて来たのもこの頃。そして、問題の元凶と言うべき勤務条件ですが、実際良くは無かったそうです。かなりの業務をやらされるのに対して時給は日勤1300円、夜勤1900円、サービス残業はバリバリ有り。これは自動車の工場で働く技術職として酷い方に分類されるそうです。

また、上司と部下の上下間によるコミュニケーションは無いに等しく、「言われたコトを疑問に思わずやれ」といわんばかりの上意下達の土壌が派遣社員達の不満を募らせていました。

そしてトヨタの雇用に関する体質の1つなのですが、雇い入れる時は多く入れて、解雇する時は大勢を解雇する。
これが大本にある為、6月28日に200人以上を解雇する予定でいました。もちろん、こんな扱いに多くの派遣社員達は恨みと不満を抱えていたわけですが・・・加藤容疑者は解雇される200人の中には入ってはいません。ですが、上記の土壌が「いつ解雇されてもおかしくない」と思わせ、報道された「ツナギが無くなった」という事件発生。実際には隠されたのか、本人の勘違いだったのかは解りません。ですが、ツナギが無くなった=解雇されたと思っちゃうような仕打ちを常々派遣社員が受けていたことは事実です。

問題は・・・多くの人ならここで我慢したり、問い合わせをします。加藤容疑者はここで切れてしまった。

「会社との契約が切れたら何かしてやる」と言うような討ち入りの計画をモチヅキなる人物としていたとは、前回に書きました。実は、モチヅキとこの件で話したことがあるというA氏からの情報だと・・・

A「加藤の免許って、更正後の免許だから2トンまでしか借りれないんです。更正前の免許なら4トンまで借りれた。4トンなら正門の扉をブチ破れるんだけど、2トンじゃ無理。じゃぁ、一番効果的に世の中に訴えるには・・・という話をどうやらしていたみたいです。まぁ、モチヅキからすると本当にやっちゃうなんて・・・って思っているでしょうけど・・・」

こんな計画を話し合うくらいに不満が追い詰まっていた所に、ツナギが無くなったという事が決行を決意させたのでしょうか。

しかし、Aさんは言います。加藤容疑者は昼休みにグリーンベレーのナイフ戦闘術みたいなマニュアル本を工場で持ち歩いたり、アニメのセリフを朗読してしまうような元々おかしい所も有ったので、会社の体質だけが本当に全ての発端ではない、と。

A「グリーンベレーだかの本を昼休みに読んでいて、主任にそんなもの読んでいるならマニュアルを読めと注意されたこともありますよ、彼」

A「それと・・・加藤って前にも交通事故を起こしても逃げてきちゃうような人間なんですよ?問題があるとすれば、そんな人間を身辺調査1つせずに雇っちゃう関東自動車にもあるのではないかと思います。先日、管理職が全部入れ替わったり、28日で解雇になる予定の人間を引き留めに掛かったりして事態の収拾を図っていますけど、大本の所でいい加減だから何も変わりゃしないですよ」



元々情緒不安定な所が有ったとは既に報道されていますが、起こした事件の特異さからダガーのせい。ゲームのせい。アニメのせい。武器のせい・・・などと規制が始まろうとしています。

しかし、本当に規制しなければいけないのは悪条件で人工を使い捨てたり、雇い入れることすらいい加減なる環境なのかもしれません。

まぁ、何て言うか。ここで犯罪者になったのではなく、最初からおかしな人間だったことだけは間違いないのですが。



山木



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