
●更新日 04/22●
24時間1300円! 究極ネカフェ「ネットルーム」の実態
ネットカフェが快適な空間を提供している現代、長期間寝泊りする「ネカフェ難民」が社会問題化しているのは御存知のとおり。
そんな中、レンタルオフィスのツカサが、
24時間1300円
……という、「ネットルーム」サービスを開始した。

名前は「ナイトパック」だが24時間利用可能
ネカフェ難民殺到を予想してか、「個人支援プログラム」というものが用意されており、利用者に「仕事」の紹介も可能。認められれば社員登用もある。
時給1000円で、仕事内容は清掃業務が多い。
「ツカサのレンタルルームの掃除」の仕事もあり、
滞在しているネットルーム建物内外の清掃業務
……の仕事につくことも可能。通勤時間0分で時給1000円!
まあ、そこまで都合のいいケースは少なく、同じネットルームに滞在できるのは「最長2週間」という決まりもある。
さて、一般のネカフェとどう違うのか、確かめに行ってきた。

部屋としての設備はひととおり整っている
広さは約2畳。ソファは180度倒れるのでベッドになる。
小さな洗面台に冷暖房までついており、立派な「部屋」だ。
ネカフェと違うのは、あくまで「レンタルオフィス」として貸し出していること。

本来レンタルオフィスは「居住」は禁止だが、廊下にはこんな張り紙が。
暗に「居住」が前提になっている模様。

共同郵便受けのようなもの
郵便物を受け取ることも可能。これで24時間1300円なら「格安」に違いない。
生活環境はどうなのか。2週間滞在していたプログラマの佐藤氏に話を伺ってみた。

佐藤氏:
出張に来た会社の仮眠室が満員だったので、ココに滞在しました。
壁が薄いので、深夜は音が響きます。でも、レンタルオフィス会社のサービスだからか他の客層もおとなしい人が多く、静かに過ごせました。
1週間9100円で滞在できたので、会社から出た出張宿泊費を相当浮かせられた。笑
でも貸す側からすると、6畳分で1ヶ月11万7千円。結構オイシイのかな?
需要は尽きないこのご時勢。今後こんなサービスは増えていくだろう。
ちなみにネットルーム外の廊下に貼ってあった、

ワンワン倶楽部セミナー……
自己啓発セミナーみたいな案内が少し気になった……
梅宮貴子
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