●更新日 04/11●


約15分遅れで開始された記者会見では、CNNなどの海外メディアも多く出席しその様子は海外にも生中継された。

生中継TV画面

会見で、ダライ・ラマ氏は、北京五輪開催を支持していいる事、中国からチベットの独立を求めているのではなく中国の中での自治が欲しい、チベットの仏教や言語、文化を保護していきたいのだと言う事、現地を国際機関で調査をして、皆にチベットの現状を見て欲しいなどと伝えた。

会見終了後には、成田空港へ戻る際にホテルのロビーでダライ・ラマ氏を応援・歓迎する為に集まった人々、一人一人と笑顔で握手を交わすなどしながら、「thank you」と人々に何度も繰り返した。

握手を交わすダライ・ラマ14世

笑顔のダライ・ラマ14世 我々にも笑顔を向けて下さった。

そして、午後17時すぎ。ダライ・ラマ氏は、大小様々なチベット国旗に見送られながら日本を旅立ち、米国シアトルへと向かった。米国では約2週間滞在し、対話活動や講演を行う予定だ。

飛行機を見送る支援者たち

もう"平和の象徴"とは呼べない北京五輪の聖火は各地で何度も鎮火され続けても、本来聖火が広めるべき平和への訴えは着実に世界に広つつある。それが、少しでも早くチベットに届く事を願う。



あさみ+特捜班



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