●更新日 04/07●


2重3重あたり前!「偽装結婚」生活最前線


2008年4月5日のスパイ日記でお伝えした、お台場で発生した殺害事件。その背景には、フィリピン人女性の偽装結婚問題があった。

偽装結婚は今や、海外から日本に仕事を求めてやってくる人々の常套手段だ。それに目をつけて、偽装結婚によって収入を得ている日本人もいる模様。そうした手段を利用して、母国と日本で二重の「結婚生活」を送る女性も少なくないとか。

その典型が、首都圏では都内を中心に展開されている外国人風俗だ。その実態は、東欧や中南米等から出稼ぎに来る女性たちの多くが、そうした二重の意味での既婚者だという。店のHP等では出身国を偽り、20代と紹介されているが、実際には30代半ば以上で、母国では子持ちの女性が大半だという。

お台場の事件のように、偽装結婚とはいえ男女が実際に同居していることは珍しくない。そこでは男女間の性行為という「役得」が男性側にあるのかというと、必ずしもそうではないようだ。

理由は、

女性たちに性病が蔓延しているから

男性側が、むしろ性行為を拒否することが珍しくないとか。

以前この問題を取材した人物曰く、「外国人風俗に雑誌の依頼で潜入取材した時、既婚で子持ちという同じ女性に数回入りました。女性の性器周辺を見ると、シラミがワンサカ。案の定、初回からいきなりうつされて・・・。治ってから再度行きましたが、相変わらずシラミだらけで、またうつされました。仕事とはいえ、本当に悲惨でした。」

写真 潜入時撮影

同氏が問い合わせると、店は定期的に女性たちの性病検査を病院で行なっているとの回答だったが、実際はそうではなかったのだろう。ちなみにこの女性、当該の店舗が閉店後も系列の他店へ移籍し、現在も都内で「現役」であるとのこと。

写真 現在勤めている店のHPより

結婚、出身国、年齢、性病管理・・・何重もの偽装だ。それでも外国人風俗が存続しているのだから、一定の需要は常にあるということなのだろう。



高橋



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