●更新日 04/05●


人間の腰の部分の肉片を抱えていた 犯行の理由


マンションで同居人が人間の腰部分とみられる肉片を抱えていた。どんなホラー映画の描写かと思いきや、何と実際に起きた事件の目撃証言なのだから恐ろしい。
3日午後7時半ごろ、お台場のマンションでフィリピン人女性が、同居人の40代の日本人男性が室内で人間の腰らしき肉片を抱えているのを目撃したという。女性が警察に通報している間に男性は逃亡。同居していた別のフィリピン人女性の1人が行方不明になっており、この女性が被害者、つまり「腰」の持ち主であるとみて警察は確認を急いでいる。

写真 現場マンション シーリア4号棟

この事件がおきたマンションは3LDKで、同じパブに勤めるフィリピン人女性3人と男性の計4人が住んでいた。しかし、店の寮にしても一緒に住むのはおかしな組み合わせである。
この4人の関係とは……。

付近住民に話を聞いた。

写真 シーリアお台場 エントランス

――殺されたとされるフィリピン人女性の事で知っている事はありませんか?

俺も詳しくは分からないけど、フィリピン人女性が3人と一緒に日本人の男性が住んでいたんだって。六本木で働いていたみたいよ。
で、男は何しているか(職業)分かんないけど、聞いた話によると、偽装結婚(を仕事に)してたみたい。うん。フィリピン人の女の人と男性がね。
(男性の特徴は)年が45とか。眼鏡かけたズングリムックリな人が逃げてるんだって。
まだ、見つかってないんでしょ?
ずっと、ずっと(捜査を)警察の人がやってるよ。


写真 家宅捜索後、ダンボール1個を運ぶ警察官

どうやら男性は偽装結婚を繰り返すいわば「プロ」だったようだ。しかしそのようなプロが単なる「ビジネス」上のトラブルだけで死体をバラバラにまでするだろうか?
ここまでしてしまう理由。
それはきっと偽装だけで収まらなかった男の「感情」が起こしたものに違いない。



特捜班



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