●更新日 03/08●
便利な生活を送るには欠かせなくなってきた感じもある、ヤフーオークション。詐欺の温床でもあるとの批判もまだまだあり、出品が出来るようになるには面倒な手順を踏まないと駄目という点もありますが、それでも利用者は数多いです。
→水着 ・・・ 着用してる映像を出したらアウト
→たばこ類 ・・・ 海外のタバコなどでも、出品自体が駄目 →興業チケット ・・・ 券の映像を出すことと、どこの席であるかを明確に出さないとNG →著作権 ・・・ 記録媒体を問わない(ビデオ録画したドラマや、音楽をMDに落とした、CDに焼いたなども駄目) 正規品でないDVDなど →アダルトカテゴリ ・・・ 児童ポルノに違反する。また、未成年を連想させると駄目。 細かく分類していけば、もっとあります。また、興業チケットなどは、明確な席を出していると興行主側に無効にされかねないので、明確な情報など出せるわけもなく、そうすると事実上、ほとんどの出品が規約に違反することになるというカテゴリも。 これは、ある商品を扱っていて、いきなり利用停止になったAさんと、その落札者であったBさんから伺った話です。 そもそも規約に違反しているのはAさんの方なので何も文句を言う権利はないのですが、それでも当事者同士では納得出来ない部分が出てしまったケースなので、皆さんも陥らないようにしてみてください。 ―それでは、どうぞ話してください A「出品が違反していると、出品を取り消されることがあるのですが・・・僕の場合は、いきなり利用停止になりました。オークションにログインして、マイオークションを見てみると、IDのとこが利用停止になっているんですよ」 A「メールを見たら、こんなのが来てました。もちろん、どういうことですか?というメールを送りました」 A「すると、こういう質問に答えろみたいなメールが来たんです。内容とこれまでの流れから、自動的にロボットが拾い上げて削除しているんだなぁ・・・とは思いますけど」 A「何故かと言うと、僕の場合は今までに取引をしていて一度もトラブルになったことなんでなかったんです」 A「新規とか、評価が1〜2みたいな自分の別ID使って作りましたというようなのじゃないから、規約に違反していても、目こぼしが有ってもいいんじゃないか・・・くらいは思いましたね。実際、明らかにおかしいIDからの出品はあるのに、それは野放しにされているわけで」 A「で、ここからが問題なんです。本当に悪意ある出品だった場合はヤフーの言うように、未然にトラブル防げたわけだから万々歳なんでしょうけど、僕みたいにきちんと落札者がいた場合。今回、僕のIDが削除になったのは、商品が落札後なんですよ」 A 「で、ここからです。IDが停止になると、こちらから取引ナビが見られなくなるんです。だけど、落札した側からは見ることが出来るんです。で、もうこの出品は終わっているから、振込口座なんかを連絡しているわけで。すると、振込しちゃう人もいるじゃないですか・・・僕の取引相手はそうでした。まぁ、正確には振込してからIDが停止になったわけですが。あと、相手が停止になっていてもヤフーかんたん決済は出来ちゃうみたいです」 B「はい、入金しました。で、取引ナビで連絡をしても連絡がないなぁ・・・なんて思っていたら、IDが停止になっていて。もう焦りましたね、詐欺にあった!って。でも、評価が高いし、今までの取引を見ていると悪い人じゃなさそうだし・・・と思って、ヤフーに連絡したんですよ。相手が停止になっていて、困っていますって。そうしたら、取引ナビはこちらからしか見れないけど、連絡掲示板だったら見ることが出来るってメールが来ました。この時、初めて向こう側は取引ナビを見ることが出来ないって知ったわけですが・・・」 A「で、僕のところに来たメールです。相手に至急連絡しろって、どう連絡するんですかね??だって、取引ナビは見ることが出来ないし、相手のメールアドレス、ID番号がそのままメアドになっていなかったんで。連絡掲示板だった見ることが出来るって、要するにそこに相手が個人情報出すまで待たないと駄目ってことじゃないですか。その内容をヤフーにメールしたんですよ、、、そしたら」 A「あんたのIDは解除出来ないし、今後解除することもないよ。利用停止にしている基準は公開しないよってメールが来ました。まぁ・・・それは仕方ないにしても、取引ナビでの運営をしているのに、取引ナビで連絡先を交換してなきゃ、どうしようもないよって文面が腹立ちましてねー。取引ナビって、直アドを交換しなくてもいい&今まで以上の匿名性を・・・って触れ込みにしているんですよ?つまり、直アドの交換を勧めていないのに、直アド交換してなきゃどうしようもないよって、何だ、この言いぐさは・・・思いましたね。おまけに、全部自己責任でお願いしますって、ヤフー側が利用停止にしておいて、何だそりゃ、と」 A「システム利用料はちゃっかり引かれていますからね(笑)ふざけんなって言いたい」 ―結局、どうしたんですか? A 「連絡掲示板にBさんの電話番号が載って、そこに連絡しました」 B 「連絡貰えるまで不安でしたけど、話を聞くとヤフーのシステム上で取引ナビが見ることが出来なくなっていたという部分が本当腹立たしかったですね。勝手に閲覧不可にしておいて、連絡取れないのは君らが直アド交換してないからだよってどういうことなんだと。それをヤフーにメールしましたけど、返答はありません」 ―なんか、読者の方へ一言ありましたら A「利用規約に違反しているのは僕のほうだったから、何も言う資格はないと言われればそうかもしれないです。だけど、取引ナビの部分は気をつけてください。利用停止になると、過去のデータを見ることすら出来なくなるんです。取引ナビはヤフーが個人情報保護の観点から、直アドを公開しなくて済む!みたいな触れ込みでしたが、そのおかげでやり取りが出来なくなるなんて本末転倒です。規約に違反している取引をしている人は勿論のこと、何の不具合でいきなり取引ナビが閲覧禁止になるか解らないですから、絶対に直アドは交換した方がいいですね」 ヤフオク自体、犯罪の温床になっているからシステム改善及び、事前のトラブル防止の為にIDを取り消したりするのは大切なことなのかもしれません。 取引ナビの部分は説明不足に感じますが、どういう基準で削除されているのか・・・というのは公開してもいいものだとは思うんですけどね。 まぁ、ヤフーが自分達でも言っているように、個人取引は“自己責任”が鉄則です。 騙す騙されない以前に、提供されたシステムだけを信じていないで、自分で紙に書き留めるなりするのも個人取引の鉄則であり、自己責任の範疇と覚えておきましょうね。 山木 |
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