●更新日 02/12●


元祖あぶない探偵  〜京都で呪いを受けてみる



誰も知らないことです。京都三条は今でこそデートスポットとなっていますが、実は恐ろしく呪われた場所なのです。そばにある九条山で処刑された罪人は何と江戸時代中期の享保までに1万5000人(事実です)。その生首は三条大橋の袂に晒されたわけです。無実だったり正当な裁きを受けぬまま斬首された人もたくさんいたことでしょう。さぞや無念だったでしょう。
もちろん、道行く人々はそんな事実を知りません。禍々しい過去は旅のガイドブックはおろか、京都府ですら歴史から葬り去ろうとしているのです。その証拠に周囲の案内板はその事実を全て抹消しています。理由はひとつしかありません。周辺の地価が下がるからです。

私はその歴史の断片を探しました。そして発見したのです!


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内容をかいつまむと「千年の間に15000人が処刑され1000人毎に一基づつ計15基の供養塔を刑場跡に建てたが明治政府が取り壊した」と書いてありました。しかし刑場の場所は『九条山附近』と書かれているだけでやはり具体的な記述はないのです。
私は京都に向かう前にさまざまな文献を読み、目星をつけていた場所を探索しました。
そして、ここではないかと思う場所を撮影したのが下の写真です。



近くには


廃屋と



高台に供養塔が。




正面には『萬霊供養塔』と書かれていました。
萬霊。その抽象的な文言はまさしく刑死者の供養のために建てたと思われます。


前置きが長くなりました。これで終わりにしましょう。
京都三条大橋で晒された数々の生首。



もちろん新撰組局長いさみちゃんの首も晒されました。
私、その場所で懺悔をして参りました。
いさみちゃん成仏してね。だから首塚での無礼をお許しください。



短い動画ですが反省の意味で。
音も聞いてください。(オカルトものではありませんのでご安心を)




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BOSS&九坪



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