●更新日 01/25●


中国メルトダウン  〜世界同時株安の先に




BOSSです。


現象1

昨年の10月、ある日系自動車工場の幹部。
「2年先までのバックオーダーが入っており」
笑いが止まらない様子でした。ところが今年に入り
「急に車が売れなくなった。中古市場に売ったばかりの車が流れ出し、予約のキャンセルが続出」
この変化が何を指すのか。
住宅ローンの支払いが困難になり始めた兆候です。
価値を創造することができない人達が泡銭で購入したマンションを転がして経済が動いていますから。

現象2

昨年の年末から現れた現象ですが、ガソリンの給油規制を始めました。ガソリンスタンドではトラックが数百メートルからひどい場所では数キロに渡って給油を待っています。原油価格の高騰、しかしインフレによる社会不安増加は体制崩壊につながりかねないので油の値段を上げられないのです。

現象3

テレビニュースで株価が下がったことに怒り政府に抗議する老人達が出ていました。友人で上海の病院に勤める日本人によると、株価が下がると心臓疾患で運び込まれる救急患者が急増するそうです。問診で心臓疾患者に最初に聞く質問は「株を持っていますか?」だそうです。


 道路のそこかしこにある警察の移動式留置場



これは氷山の一角。中国は足りないモノだらけです。
油、電力、水、食料・・・。
これから様々なところでほころびが表面化し、収拾がつかなくなく可能性は大です。
バブルの崩壊?
いいえ、そんな生易しい状況では済まされないでしょう。
これだけの人口を抱えた国が崩壊した史実はありません。
非常に近い将来、ワールドで言えば大恐慌に入るかもしれません。
中国でのそれは、人類史上経験の無い悪夢。
日本のバブル崩壊を民家の火事とすれば中国のそれは、核施設のメルトダウンに相当するでしょう。
ただし、日本人はブラウン管を通してその映像を見ることはできないはずです。

たくさんの駐在員とその家族を派遣している日本の大企業に危機管理はできません。雇われ社長達は中国経済が安全に成長し続けることを前提に経営計画を策定、運営していますから。



BOSS



◇上記のタグを自分のサイトに張ってリンクしよう!


探偵ファイルのトップへ戻る

前の記事
今月のインデックス