●更新日 01/03●


催眠術師の資格を取って○○できる!?


「催眠術師の資格」なんていうと、何か胡散臭そうに感じる人が多いだろう。
しかし、「ヒプノセラピー(催眠療法)」として広く浸透しており、「催眠術の先進国」とも呼ばれているアメリカでは、催眠療法協会という団体があり、れっきとした資格も存在している。


催眠術はアメリカでは幅広く認知されている


今回、アメリカ留学中に催眠術師の資格を取ったという伊藤さんに、情報を提供していただいた。

そもそも催眠術とは、高度な心理学の応用で、NLP(神経言語プログラミング)の一種だそうだ。

アメリカでは、州にもよるが、催眠術に関する法律もあって、「資格がないと催眠術をしてはいけない 」等が、法で定められている。

資格には、「プラクティショナー」と「マスター」が あり、伊藤さんが取得したのは「プラクティショナー」のほう。これを持っていると、催眠セラピーカウンセリングと、セミナーを行い催眠術 を教えること等ができる。



伊藤さんのヒプノセラピーレッスン教材


催眠術師の資格を他人に与えるには、「マスター 」の資格が必要。そして、「催眠療法協会」に登録しなければならないが、そのためには100万円単位のお金がかかる。

プラクティショナーになるには、相場が20万円くらい。最短で3日で取ることができる。
催眠セラピーカウンセリングは1時間1万円が相場。協会の決まりで、無料でのカウンセリングは基本的にできず、最低ラインの価格が決まっているとのこと。

伊藤さんが習った先生は、1日10万円〜30万円 を取る大御所。アメリカの大企業の幹部クラスのカウンセリングや講習を主にやっているという。



伊藤さんは大変優秀な成績でレッスンを終了した


ちなみにその先生の本業は催眠術師ではなく、不動産の会社をいくつも持つ、バリバリの経営者。
アメリカでは、優れた経営者・実業家などが、催眠術師の資格を持つケースが多い。

伊藤さんの最終実技試験の相手も、有名大手アンチウイルスソフト、マカフィー社の創立者だった。



卒業証書 催眠術師の資格の証明になる


催眠セラピーカウンセリングは、心の傷をケアする方法としてアメリカでは幅広く認知されており、ダイエット・禁煙・集中力やモチベーションアップ・ストレス緩和・不眠などに効果があるそうだ。

現在就職活動中の伊藤さんは、「催眠術師が欲しい会社はありませんか?」と語っていた。
日本ではまだまだ、きちんとした資格として認知されていない催眠術。

伊藤さんが活躍できる会社が見つかるよう、応援していきたいところだ。




梅宮貴子



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