●更新日 12/20●
調査中の探偵を見つけて「お疲れ!」って声かけてみる
前回少々触れたが年末のこの時期は、クリスマスだ忘年会だで不倫浮気の大シーズン。
探偵業は大忙しで「ちょっといいとこのホテルのロビーにいけば、たいがい同業者がいる」って状態になるらしい。
そうか……。
「たいがいいる」のか……。
と、いうわけで、今回は、
ホテルで張り込みしてる探偵の人見つけて『お疲れ!』って声をかけてみようと思います!
いや、仕事の邪魔とかじゃなく、たんに苦労をね、苦労を労おうっていうね。善意ですよ?善意。
あ、でも私オオスミだけだと、どれが調査員なのかさっぱりわからないんで、いつものごとくガルの和地さんにご同行いただきました(「この時期ほんと忙しいから勘弁してくれ!」って言ってたけど気にしなーい!)
いざ!探偵狩り!
さっそく、そこらへんのちょいといい感じのホテルのロビーに向かうと……。
和地「あ、いた」
大住「はやっ!!」
あれあれ
男2人組みでホテルにしてはややラフな服装に足元は動きやすいシューズ。
しかも陣取っていた席は、
ナイス場所
フロントとエレベーターホール両方をチェックできるという絶好のポジショニング
和地「うん完璧同業者だね。」
大住「そうですか!
じゃ『お疲れ!』って声かけてきます!」
和地「やめろ馬鹿!!」
大住「(強引にとめられた)えー、じゃあ今回なんのために和地さんにきてもらったんだかわからくなるじゃないですか」
和地「声かけるなんて知ってれば絶対協力しないよ!!」
大住「しかし、企画が」
和地「ダメなものはダメ!!それやったら今後協力しないよ」
大住「ちぇっ」
和地「ちぇじゃないよちぇじゃ!変わりに他にいい場所教えてやるから」
大住「いやお金くれてもいいですよ」
和地「いいからこい……」
なんだか疲れた顔をする和地さんに連れていかれたのはラブホ街。
和地さん。オレはチ○コが嫌いです。
そうつぶやく僕を無視して、いきなり植え込みをあさり始める和地さん。
大住「大丈夫ですか?さすがにそんなとこにエロ本落ちてないですよ。もっと自然が豊かな」
和地「違うよ!(笑)
こういうところにカメラ仕掛けてあるんだよ!」
大住「カメラ?盗撮ですか?」
和地「違う違う。探偵が浮気調査でラブホからの『出』を撮るために設置するの」
大住「『出』?」
和地「そう。ラブホ街とかだと人が2時間とかずっと張り付いてると、あきらかに怪しいだろ?だから対象がいったんホテルはいっちゃうと、出入り口見える植え込みとかに小型のカメラ仕掛けて調査員自体は別の場所で待機してたりするの」
大住「へー」
こんな感じらしい(再現イメージです)
和地「そのカメラにならいくらアピールしてもいいから!な!」
大住「でもカメラないですよ」
和地「うーん、さすがにド平日の半端な時間なんで見当たらないかぁ」
大住「じゃ!やっぱり『お疲れ!』コースで!」
和地「だからやめろって馬鹿!!」
と、いうわけで、結局この日は、日夜頑張る探偵の人に「お疲れ様!」と声をかけることができませでした。残念!
いや、まあリアルに一軒目に調査員の人がいただけでもビックリですけどね。
みなさんも暇だったら探してみてください。
意外に身近にいますよ。探偵ってやつは。
大住(協力総合探偵社ガルエージェンシー)
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