●更新日 12/06●


性的虐待 被害者の叫び


家族。それは固い絆で結ばれた古来からある人間の形。
しかし現在、家族の何かが歪み始めています。後を絶たない親近者による虐待、殺人のニュース。

(福)子供の虐待防止センターに、虐待の現状を取材しました。



こちらには子育て中の親から、「自分の子供を可愛いと思えない」「再婚相手が娘に悪戯しているようだ」「後で後悔するのに殴ったり蹴ったりしてしまう」など 、主に親からの悩みが寄せられているとのこと。
しかし実際に虐待を受けている子供からの相談は皆無に近く、第3者が家庭内に入るわけにもいかず、虐待されている子供を助ける事は難しい。というのが正直なところのようです。

虐待を受けていてもどうしたら良いか分からない。どこに相談したら良いのか分からない・・・
言ったらお父さんやお母さんが捕まってしまうんじゃないか。
そんな子供の気持ちを逆手にとって虐待はエスカレートしていくのでしょうか。

そんな子供達は小さな心の中にその傷を抱えるしかありません。


探偵ファイルに届いたメールもまた、心に傷を抱えた者の叫びでした。


 性的虐待を繰り返す義父、そして取り合ってくれなかった母親を未だに許す事が出来ません。

 親にも愛されない私が他人に愛されるはずない。と心に言い聞かせ生きてきました。
 
 誰にも相談できず自分を責め、私には幸せになる権利がない。と思っているのは私だけではないと思い
 ます。
 
 一度私の話を聞いてください。



小さい頃から義父に性的虐待を受けていたという28歳Nさん。
彼女が話したいこととは何なのか。
今だに癒えない心を震わせ彼女は語りだす。



Nさん「義父が初めて布団に入ってきた日。それは小学5年生の時でした」





つづく




るっぴん



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