●更新日 10/03●
巨人失格
BOSSです。
昨夜、プロ野球人気凋落の原因を探ろうと東京ドームに足を運びました。
私は根っからの巨人贔屓で、偶然にも過去十数回の観戦で巨人が一度も負けていないという素晴らしい巡り合わせ。今までに一度も悔しい思いをしながら家に帰ったことがないという強運の持ち主であります。昨夜も9回裏、逆転サヨナラ優勝の場面を堪能しました。ヤクルトに勝たせてもらいましたが(笑)。
さて、ここからが本題です。
巨人(日本プロ野球)は終わった。
何を今更、と思われる読者も多いでしょう。昨夜も優勝のかかったこの試合が日テレで中継されませんでした。視聴率が10%に届かないのですから当然と言えば当然なのですが。
問題なのは、選手の明確なファン軽視の態度。まるで
自分たちだけで野球を楽しんでいました。
例をひとつあげると、4万6千の大観衆が選手(阿倍や清水)の名前をコールしているにもかかわらず、誰一人としてマイクを握ってその声に応える選手がいませんでした。原監督だけが地味なスピーチをしただけです。胴上げのシーンを除いては、とても優勝したチームとは思えない幕切れでした。演劇やライブで言えば「リクエスト」を完全無視した後味の悪い終わり方だったのです。
私は、プロスポーツも「サービス業」だと思っています。
プロ野球人気が凋落している原因は他にもいろいろありますが、昨夜に限って言えば、優勝した喜びが後味の悪さに相殺されたファンが大勢いました。この事実を巨人の経営者サイドは気付いていないのでしょうか。
私も経営者として、自戒を込めてこの記事を書いています。
文・写真 BOSS
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