最近のmixi副アカ事情

今年3月15日より、大手SNS「mixi」の新規登録に、携帯のメールアドレスと、携帯電話からの認証が必要となった。
１人で複数のIDを取る、いわゆる「副アカ」を防止するための処置とのこと。

副アカによるモラルに反した行為が目立っていたので、仕方がないのだろうが、携帯を持っていないユーザーからは不満の声も上がっている。

しかし、こんな状況でも、「知識がある」人達は、バンバン副アカを作っている。



副アカ販売のオークションを行っている人もいる


これは一体どういうカラクリなのか。

実はこれ、海外在住者への配慮が抜け穴になっているのだ。


日本以外の国には、「携帯メール」が普及していないところも数多くあるわけだが、国際交流にも多くの人々に活用されているmixiが、海外からのアクセスを制限するわけにはいかない。

そこで、「海外在住者が招待された場合、携帯による認証は不要」という配慮がされている。

つまり、


海外に住めばＯＫ

以上！




……というわけではさすがになく、日本にいながらにして海外在住者を装う方法がある。
今回、副アカを多数持っているという某氏から、匿名を条件として詳細な手法を提供していただいた。
その手法を全て掲載すると問題があるので、見ても分からない範囲でかいつまんだ解説をしよう。


まず、誰かに招待してもらうと、



このようなメールが届くわけだが、このアドレスをクリックすると、



普通に日本からアクセスした場合、携帯アドレスを入力する画面になる。

しかし、




Proxyの情報を「その手のサイト」から入手し、日本以外のProxyを選んで、IEではない某ブラウザに設定。

そして、某ブラウザから先ほどのアドレスを閲覧すると……





携帯アドレスがいらない！　ふしぎ！


そしてこのまま、



普通に登録できてしまう。

それなりのネットの知識が無いと不可能ではあるが、mixi運営事務局としては、どこまで状況を把握しているのだろうか？
今後のmixiの対応に注目したいところだ。



梅宮貴子