●更新日 07/15●


児童虐待の無くし方


指令


探偵ファイル BOSS様
まず、この記事をご覧ください。
床に投げつけられ6か月の長男重体、26歳の父親逮捕

生後6か月の長男が泣きやまないことから、床に投げつけたとして、警視庁練馬署は13日、東京都練馬区豊玉北3、運送会社アルバイト徳嶺誠容疑者(26)を殺人未遂の疑いで逮捕した。長男は頭の骨を折るなどして意識不明の重体。調べによると、徳嶺容疑者は12日午後5時50分ごろ、マンション1階の自宅の居間で、ぐずって泣き続けていた長男を床に投げつけた疑い。「泣きやまないため腹が立ってやった」と供述しているという。徳嶺容疑者は妻と長男の3人暮らし。同日朝、アルバイト先から帰宅して寝ていたところ夕方になって長男がぐずりだしたという。妻は外出中で、徳嶺容疑者は自ら119番通報した。近所の主婦(62)によると、救急車に搬送される際、長男の顔は血の気がなく、手足は真っ青で、そばで徳嶺容疑者がぼう然と立ち尽していたという。
(2007年7月13日  読売新聞)

私は、この事件で逮捕された徳嶺の友人です。過去に趣味関係で知り合い、コミックマーケットで自分のブースの売り子をお願いしたこともあります。徳嶺は沖縄出身で古武術の心得があると言っていました。私は、彼が非常に繊細で、スピリチュアルな面があることを知っていました。彼は、TRPG(非電源RPG。日本ではコンピューターRPGと区別するためにこう呼ばれます)の趣味がありました。奥さんは高齢出産だったので、さぞかし可愛かったんだと思います。事件を知って愕然とするとともに、行き場のない感情が私の中を巡りました。巷で言われている児童虐待がこんな身近なところで起きてしまったなんて・・・。BOSSにお願いです。こんなことが少しでも減るようにするにはどうしたらいいのでしょうか?
ご多忙とは思いますが、御教示下さい。

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去年、確認された児童虐待は激増して37000件余。
確か年間の出生数が110万人なので、100人に3人が虐待を受けていることになる。児童相談所や警察にバレてない虐待も含めるともっと多いに違いない。
この犯人にとって生まれてきた赤ん坊は自分のライフスペースに割り込んできたうっとおしい敵でしかなかったのだ。
断言しておこう。女性のほうが危機感を持って考えるべきだ。この男の子供を産んで本当にいいかどうかを。
兆候を見るのはいたって簡単なことだ。
第一に、女性がいくら子供を欲しても、男が望んでいない場合。
第二に、ファミリーレストランなどで他人の子供をどう見ているか。騒いでいる子供を殺意のこもった目で睨みつける男は多い。虐待予備軍だ。
第三に、病んでる男。この犯人のように世間に馴染まない男だ。
※児童虐待には自分の子(娘)に対する性的暴行も相当数含まれることも付記しておく。

最低防衛ラインとして

自分の憤りを社会や他人のせいにして、雄弁なわりに収入が極端に低い男。
仕事以外で自宅から一歩も出ない男。
すぐに癇癪を起し手を上げる男。


この三拍子が揃っている男の子供は最初から望むべきではない。

自分に自信が無いから自分以外を許容できない男が増えている。
生きざまは言葉じゃなく背中で見せる。その自覚が父親となる男にあるかどうか、だ。
あなたは、こんな結末を望みはしないだろう。









誰も望まない結末。



BOSS



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