●更新日 06/20●


素敵過ぎる迷宮


つーか妙な前振りをされたおかげでかなり誤解を受けてしまった。
別に美女とえっちするために"この場所"に行ったわけではない。
軍艦島やありとあらゆる廃墟を征服してきた私にとって、この場所は近くて遠い場所。まるで鬼門のような存在だった。しかし男たるもの、避けては通れない道もある。
意を決してレポを敢行したその場所とは


歌舞伎町の楽苑(らくえん)


都市伝説では

・やくざの組長が経営していて、組長自ら出迎えてくれる。
・少しでもおかしい態度を取ったら、靴を隠されて「裸足で帰れっ!」と怒鳴られる。
・とにかく怖いラブホテルで、いつオバケが出てもおかしくない。

まだまだあるが、主なものはざっとこんなものだ。
超有名な都市伝説スポットだが、いまだかつて真実の姿や画像が巷に流れたことはない。
何故なのか・・・。

で、私はもし組長の逆鱗に触れた時のためにいけにえ(超美女)を用意して現場に向かった。
その前に、腹ごしらえだ。
ハーフのアンジェラに


顔はボカシてます

サンショウウオを食べさせる。
・・・・・・。
ここで気付かれた読者は相当賢い。
何となく


梅宮貴子の香りがする。


気にしないで先へ進もう・・・。

凄い・・・。4階建ての楽苑は、部屋の明かりが一切灯いてない。客が一組もいないのだ!
歌舞伎町の一等地でしかも午後10時の書き入れ時で。



玄関に突入。電気は消火栓の案内灯のみ!!
本当に営業してるのか!?(電話も出ないし)



真っ暗な階段を降りる。いったいどこまで下りていくのか・・・。
途中、クモの巣が頬に触れる。マジで。
「富士急のオバケ屋敷より怖いんですけど!」とアンジェラが英語で叫ぶ。
私は「日本語で話せ」と答えるのがやっとだった。



受付らしい場所に辿り着くが、異様な置物だらけで気味が悪いにもほどがあった。


帰るなら今しかない。



ー 以下、驚愕の次号へ! ー



BOSS




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