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●更新日 04/26● 写真
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魔法の薬、と医師が言った


米バージニア工科大学乱射事件を読んでメールさせていただきます。
私はパニック障害になって(その名が知られる前からなので)10数年になります。
私は過去、引越しで数回、病院を変わりました。
その度、ドクターがSSRIがいいとしきりに薦めてきました。
とにかく、凄いクスリだ、効果も目覚しい。早く飲めば早く治る、と言うのです。
実際薬価も高く、確かに「効きそう」な金額でした。
私は病気から開放されたかったので、飲むことにしました。

それが、SSRI、「ルボックス」です。

以来、自分の腕を切り裂き(縦に)、自殺未遂ではすまない、よく死ななかったね、と言われるようなことを数回やってしまいました。
特に、腕を切り刻む行為は、周りが引きますし、どんどん孤独になります。彼氏にも別れを告げられました。当然ですよね。
でも、自分の腕を切り裂かなかったら、私は多分、人を殺していたと断言できます。
あの、なんとも言えない

破壊し尽くしたい衝動

は言葉に言い尽くせません。
ルボックスが原因ではないか、服用をやめてはどうか、と薦めてくれたのは、引越す前にかかっていた先生に電話をして、どうしたらいいか泣きついたときでした。
その先生は「決してSSRIは魔法のクスリではないから。」と言っていました。
今の主治医は「出来ればルボックスを飲んで欲しい。」とたまに言いますが、私はあの、殺人を犯したくなる衝動をとても抑える自信がないと、デパスだけと主張して、今も通院しています。
主治医の話によると、劇的に効くことが多いという事と、その焦燥感は始めの1ヶ月だけなので、なんとか我慢して欲しい、と言うのです。
ですが、もう、あんな思いはしたくありません。私はSSRIは人格を変えると思います。絶対に飲まないと私自身は決めています。

今の医師は、「そういう副作用もある。」と言っています。
どうかBOSSさん、引き続き
「セロトニンコントロールの魔法のクスリ」
「鬱病の特攻薬」
と言われたSSRIについて、ぜひ、追跡してください。






私は薬についてはズブの素人。
ただ、薬の悲劇は幾度となくこの目で見てきた。
相手は「脳」。未知なる大宇宙。
真実はどこにあるのだろうか。



BOSS


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