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●更新日 04/13● 写真
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英会話学校が自己破産、現場の声は?


英会話学校「ラド・インターナショナル」が4月5日、東京地裁に自己破産申請を行った。突然の英会話学校閉鎖について、現場の声はどのようなものだろうか。

ラド・インターナショナル

4日のANNニュースの報道によると、ラド・インターナショナルの教室には、「システムメンテナンスなどを理由に臨時休校させて頂きます」という貼り紙が掲示されたという。1989年から英会話事業に参入し、4500人の受講者がいるとされているが、近年は赤字続きで経営が悪化していた。突然の閉鎖に、受講者は困惑している様子。

ラド・インターナショナルは各地で勧誘を行っていたので、チラシを手に取ったことのある人も少なくないだろう。同社が定期的にチラシを配布していた、東京都豊島区池袋のブックセンター・リブロには、同書店のラド・インターナショナル担当者の名前で、今回の経緯についての説明が掲示されていた。掲示内容は、報道内容とほぼ同じだった。

同書店店員に話を聞いてみると、「突然のことで、現状ではよく分からないとしか申し上げられない、というのが正直なところです。担当者でないと、より詳細なことは分かりません。」とのことだった。


今回の突然の閉鎖は、社員に事前に通知されていたのだろうか。その点で興味深いものの一つは、「スクールスタッフだより 東京校編」と題されたblog。最後の更新となっている4月1日には、「今日はいい天気でしたね!!皆さんお花見を楽しみましたか??今日はラドのお花見ピクニック@井の頭公園です。いいなー今頃皆楽しんでるかなー。」との文章がある。更に末尾には、「ラドのお花見ピクニックの模様も、後日お伝えしますね!」とある。

ラド・インターナショナル

しかも、この文章を書いている「kittaka」と名乗る投稿者も、この投稿の前日に新宿御苑で花見をしてきたようで、その様子を撮影した画像も掲載されている。スタッフに閉鎖が事前に通知されていたならば、このように花見を行うということがあり得るだろうか。あるいは、閉鎖が突然のことであると強調するために、あえて閉鎖直前までスタッフ一同「平常」を装っていた、と考えることもできるかもしれない。


スタッフによる別のblog「ラド・インターナショナル・カレッジ新人奮闘記」も見てみよう。こちらは、3月27日で更新が止まっている。「今日は、ラドの社員が集まって、新宿界隈でティッシュの配布を行いました。」という冒頭の文章から、少なくとも3月末まではラド・インターナショナルは通常通り広報活動を展開していたことが分かる。


このところ英会話学校関連の問題が次々に報道されているが、宣伝広告を鵜呑みにして安易に申し込むのではなく、「学校選びは慎重に」が基本なのは言うまでもない。



ホドリゴ


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