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特例法で性別変更
数年前、『3年B組金八先生』(TBS)で取り上げられ、上戸彩の熱演でも話題を呼んだ『性同一性障害』
性同一性障害者の現状について、『性同一性障害をかかえる人々が、普通にくらせる社会をめざす会』代表・山本 蘭氏にお話を伺った。 昨年の12月末までに、性別変更について605件の申し立てがあり、573件は認められたとのことですが、残りの人々は何故認められなかったのですか? 取り下げが23件、却下が8件、その他が1件です。 却下の8件のうち6件はそれぞれに子供がいる為に特例法の要件にひっかかりました。残りの2件については把握してません。 特例法をどう思いますか? 性同一性障害者にとって、性別を変更するのが1番良い方法です。それが出来るようになったという点ではとても評価します。しかし、性別を変更するには、治療中(性別適合手術)だとダメだったり、子供がいるとダメだったり(子供が亡くなっている場合はOK)…。 要件の緩和等、まだまだ改正すべき点はあります。 MTF(体・男、心・女)とFTM(体・女、心・男)の割合を教えてください。 日本だと、55:45でFTMの方が多いです。諸外国だと逆に3:1でMTFの方が多くなりますね。 性同一性障害とゲイ(同性愛者)の違いを教えてください。 全く違うカテゴリーです。 おかまやおなべの中にも性同一性障害の人はいますが、人数的には少ないですよ。 今後の活動予定を教えてください。 特例法の改正を働きかけたり、交流会を開いて性同一性障害者のサポートをしていきます。 要件については、施行後3年を目途に見直すことが明文化されている。 「子供がいる事実は努力では変えようがない」「性別適合手術は多額の費用が掛かるうえ身体への負担も重く、簡単には受けられない」等の問題が騒がれる中、ちょうど施行後3年目にあたる今年、要件の緩和はあるのだろうか…。 島 雷鹿 |
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