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統一教会偽装団体が主催する美術展


統一教会系列の企業をスポンサーとして、一連の美術展企画を運営する組織がある。この組織が統一教会の偽装団体であることを、具体的な事例と共に紹介しよう。

この組織の名称は、「コリアンアートフェアー実行委員会」。委員会の規約には、「日本と大韓民国、朝鮮民主主義人民共和国と東北アジア諸国との芸術文化の交流を通して、相互の理解を深め、東北アジアの平和のため親善関係を築く」とある。東京都世田谷区にある「美術世界(株)」が事務局とされているが、この企業も統一教会系列で昔から有名。

中心企画の一つが「アジア平和美術展」で、1995年に「コリアン平和美術展」という名称で始まった企画のようだ。HPの説明によると、「日本作家と中華人民共和国作家の協力を得てアジア4ヶ国の作家が共に平和を祈念する祭典として成長し、現在全国を巡回」しているという。全国で行われている美術展の様子は、時にテレビでもニュース番組等で放映されているので、名前くらいは聞いたことがある人もいるかもしれない。

実際、そのことは委員会のHPにも記されている。それどころか、次のような記述も。「さらに99年9月には半島分断後初めて大韓民国の元老作家代表団が朝鮮民主主義人民共和国を訪問し、平壌にて会合し、2000年2月には韓国ソウルにおいて歴史上はじめて、朝鮮民主主義人民共和国作家の作品を両国政府公認の上の(原文ママ)展示するという歴史的快挙がなされました」。

統一教会は各国の政府と結びついているとよく言われるが、その一部には、このような芸術や文化という形式をとったものも含まれているようだ。




ここまでの記述では、この委員会が統一教会関連であることを前提にしてきたが、その証拠の一部を次に挙げてみよう。

それは、この委員会がどのようなメンバーから構成されているかということを見てみれば一目瞭然だ。東京外国語大学名誉教授の河部利夫氏が実行委員長を務め、事務局長は前出の美術世界(株)の代表取締役である松浦輝幸氏。その他、19名の実行委員が存在するのだが、驚くべきことにその大半が大学の名誉教授。大学関係者、特にクリスチャンの大学教授には、隠れ統一教会信者が多いと昔からよく言われているが、その通りなのかもしれない。定年退職して、統一教会の信者であることをカミングアウトし、本格的に活動を始めるということなのだろうか。


そこに名前が挙げられている人々のうち、なんと数名が統一教会のHPで自らの信仰や賛同の意思を表明している。「文鮮明師と統一運動に賛同する方々」という項目の「統一運動・統一教会に賛同する人々(日本)」の中に、北海道大学名誉教授の飯田正一氏、宮城誠真短大名誉教授の岡田克己氏、元九州学院大学教授の副島宏氏、そして前出の河部利夫氏ら、コリアンアートフェアー実行委員会主要関係者たちの名前がある。

委員会の活動及びHPでの記述では、統一教会との関連は一切明かされていない。私たちの身の周りには、今や至る所に新興宗教との隠れた接点があると言えそうだ。



タカハシ


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