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もし、わが子がいじめを受けたとき

NPO法人「チャイルドライン」をご存知だろうか?
ヨーロッパ発祥の「チャイルドライン」は、世界70数カ国80数箇所で実施されている「子どもの声を受け止める電話」
イギリスでは、その電話番号を知らない子はいないと言われているほど浸透している。
子供達の主体性を大切にし、「子ども達の秘密は守る」、「子ども達は名前を言わなくてもいい」、「子ども達とどんなことでも、一緒に考える」、「子ども達はイヤになったら電話を切ってもいい」という“四つの約束”と呼ばれる方針がある。

 

チャイルドラインによれば、虐めに苦しむ子供達からの電話は、ここ最近だけに限らず以前から多く

「子どもの『死にたい』という言葉の裏にある想いを受け止め、寄り添い、子どもと一緒に考えています」

また、虐めに苦しむ子どもの中には「親に心配をかけたくない」等の理由で、家では元気に振舞う子どもも多く、そのような場合、親が子どもの苦しみに気付くことは難しいという。

「とにかく子どもとのコミュニケーションを密にし、何か悩みがあるときは家族に、もし家族に言い辛ければ『周りの誰か』に相談するように教えることです」

苦しみ、悩みを話すことは問題解決の糸口になる。
虐めはなくならないかもしれないが、子どもにチャイルドライン等の「悩み、苦しみを聞いてくれる場所」があることを教えておくことは有効だろう。
“生命線”、“避難場所”はいくつ持っていても困ることはない。


チャイルドライン http://www.childline.or.jp/

文部科学省 いじめ相談の窓口

 

リ・コウジ

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