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子供の安全を守れ!~学校防犯対策の現状~

近年、小さな子供が犠牲になる事件が多発している。
防犯ブザーを児童に配布したり、通学路を保護者が交代で見回りをするなど各学校で対策が取られている。


ホームセンターでも子供向けにデザインされた 防犯用品が並ぶ

「小学校の99・7%、学校全体では96・4%が防犯マニュアルを活用。
独自の「危機管理マニュアル」を作成済み、又は17年度中に作成予定の学校は全体で95%、小学校は99・1%」
と、防犯意識は高い。(文科省調べ・平成17年3月現在)

そんな中、通学時の防犯対策として『ICタグを利用した登下校管理システム』も登場した。


「交通系ICカード(PiTaPa)をベースとした児童証を学内に設置されているリーダーにかざすことで登下校情報を取得できる。情報を学内サーバで管理し、保護者の携帯電話にメールで通知。
また、交通機関の改札口通過時にも情報が取得できるので、学校から家までの空白時間を短くすることができる」


今春から京都の小学校で導入されている。

それでは、校内での防犯対策はどのようになっているのか?
『さすまた』や『催涙スプレー』を設置している学校が多いようだが、それだけだと若干心もとない。

侵入者の動きを制限できるものはないのか調べてみたところ『ネットランチャー(R)』(日本工機株式会社・詳しくはコチラ)といったものがあった。
簡単な操作で、瞬時に網を放出、標的の動きを制限するというスグレモノ。


大阪・寝屋川小の事件と時期が重なった関係もあり、
販売開始から2年たっていないが、販売台数は12,000台に達している。

どのくらいの効果があるのか試してみることにした。


不審者役は、おなじみのこの方

 

なんとも痛々しい姿に

残念ながら、動きを完全に止めることはできなかった。
しかし、標的の動きがかなり制限されるため、対策として十分実用性がある。

威力について、同社社員は
「相手の行動を制限する目的で開発したものなので、1台のみの使用より、複数台使用したほうが効果的。
さすまたを併用すればより安全性がある」
併用利用が効果的だと話してくれた。

犯罪が多様化してきた現在、防犯対策も多様化しているようである。

 

横山

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