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ついに迎えたX-DAY~近未来通信のその後~

11月22日に都主税局の捜査が入った近未来通信。
(前回の記事はこちらから)
その後も、総務省の立ち入り検査や社会保険料滞納などの問題が明るみとなった。

11月29日にお客様センターに問い合わせてみると「現在もIP電話サービスは利用できる」との返答。
しかし、今後のサービス続行については
「11月末まで利用可能だが12月以降については返答できる段階にない」
グローバルカードのチャージについて聞いてみると
「現在はチャージができない。また、チャージ料金の払い戻しは現時点では行っていない」
と、なんとも歯切れの悪い返事である。

閉鎖した本社を再度訪ねてみる。
社内に人がいるようだが入り口の鍵はかけられたまま。

中に人のいる気配はあるのだが…

マスコミ対応の担当窓口に電話するが「ただいま電話に出ることができません」とメッセージ。
取材に来ていた他の記者も
「何度もかけているがまったく繋がらない」
と話す。
同社HPでは「27日よりマスコミの取材に対応する予定」となっていたが、対応してもらえたマスコミがあるのか疑問である。
「マスコミ対応してもらえた」という記者はいなかった

同様に、入り口前に貼られていた「オーナー相談窓口」も一向に繋がらず。

これでは、サービスを停止していなくても逃げているように受け取られてしまうだろう。
同社HPより引用。文書の内容と実際の対応は違うようだが…

そして迎えた12月1日。近未来通信のサービスが不能になったと一報が入った。
カスタマセンターに再度電話をかけてみるが「この電話は現在使われておりません・・・」のアナウンスが流れるのみ。

マスコミ対応の担当者と連絡を取ることに成功したが
「対応担当の役目はもう降りたので回答できる立場にない」
と話す。

この担当者は、同社より依頼されたコンサルティング会社の担当社員ということだ。
9月ごろよりマスコミ対応業務を行っていたが、事件のこともあり担当を降りたとのこと。
「社長とはまったく連絡が取れない、どこにいるのかさえも分からない」
と話してくれた。

オーナだけでなく社員、ユーザーに責任を取らないまま消えてしまった社長。
いったいどこに隠れているのだろうか?

 

横山

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