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積水ハウス問題で発覚した意外な事実

積水ハウスの在日社員が顧客と口論になり、差別だと訴えた事件を覚えているでしょうか。

口論になった原因の一つは、社員が提示した見積価格に顧客が納得できなかったからでした。その時の関係書類らしきものが少し前からネット上に出回り、ちょっとした騒ぎになっていたのはご存知でしょうか。重要な箇所は塗りつぶされている上に、本物であるという証拠も何一つないということで、当初から疑う声もあったのですが、積水ハウス問題に対する人々の関心が依然として高いということはよく分かりました。

この問題に関しては、前回の記事でも触れた、在日社員を支援している「在日コリアン協会」の動きが注目されています。ですが、もうひとつ注目すべき団体があります。そのことを知るきっかけになったのは、芥川賞作家の玄月氏が8月18日の東京新聞夕刊に掲載のコラム「放射線」に執筆した、「醜悪」と題されたコラムです。積水ハウスの問題に関連して、日本人による在日韓国人への差別を批判する内容となっています。

冒頭で、積水ハウスを「いい会社だ」と賞賛し、続いて積水ハウスの顧客を罵倒します。

「よくも二時間も当事者でない人に文句をいえるものだ。よほど暇かストレスが溜まっていたのだろう」

後半では朝鮮学校への嫌がらせを批判し、

「日本で生まれ育った子供たちがなにをしたというのだ? 彼らがのちに北朝鮮に「帰国」し、将軍様のために尽力するとでも本気で思っているのか? こういう人はよほど脳の神経細胞が足りないか、接続が短絡なのだろう」

そして結論は、次の言葉です。

「私にすればこれらのことは差別ですらない。ただただ、醜い。「人間としてなんとか」という気にもならない」


ツッコミを入れる気力さえ失わせるような強烈な電波を発している内容なので、コメントは控えます。このようなコラムを1面に掲載した東京新聞も、いつもながらの相当なものだと思いますが、玄月氏がどのような組織に属してこの発言をしているのかを調べてみると、なかなか興味深い。

彼は、「在日コリアンの民族的アイデンティティと自尊感情を育むための民族教育権を確立する」ことを目的とした「コリアNGOセンター」の専門委員を務めています。他の委員は、東京大学の姜尚中氏に高橋哲哉氏に和田春樹氏、東京経済大学の徐京植氏に作家の梁石日氏と、左翼的な言動でおなじみの顔ぶればかり。

ちなみに、同センターの定款によると、入会条件をコリアンに限定しているとのこと。

「国籍に係わらず日本に居住するコリアンであること。ただしここでいうコリアンとはコリアンであると自認するもの全てを言う」とあります。高橋氏や和田氏が委員を務めているということは、彼らがこれまで自身の出自を隠しながら、日本の戦争責任や従軍慰安婦問題についての見解を述べてきたのだと自認したと理解してもいいのでしょうね。

ふと思ったのですが、もし今後悪意ある者が大挙して「自分は韓国人だから入会したい」と言ってきたらどうするのでしょう?
想像してみただけで笑えますが、別に推奨しているわけでは決してありませんから、誤解のないように(笑)

 

山木

 

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