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時が止まった廃火葬場にて

火葬場。

死体を焼くための場所。

最後の別れをおこなう場所。

そんな特別な場所である火葬場も現実的には単なる「施設」でしかない以上、様々な事情により廃止され捨て置かれるのが現状である。


今回はそんな一つの「現実」を訪れてみた


その内部に足を踏み入れて驚くのが、あまりにも当時の空気をそのままに残す風景である。

使用当時そのままの姿をとどめる品々



遺体を焼いていたボイラーまでも生々しい姿で残っている

表側に回ってみても


パイプ椅子すら折りたたまれていない

一見するとまるで時の流れから切り離されているかのように存在する。

だが、もちろんそんなわけはない。


パイプ椅子の間にはクモの巣が張り


ボイラー室のススははがれ始め


卒塔婆には蔓が巻きついていく

どんなに変わらずに見えようがやはりここは終わった場所であり、
ゆっくり、ゆっくりと時間の中に埋もれていっているそんな場所なのである。


 


ああ、

 

ぽわわ
帰りに食った峠の釜飯おいしかったなぁ

と、廃火葬場だろうが何だろうがこの程度の感想しかないのが私オオスミでございます。
ま、過ぎ去ったものを懐かしんだり惜しんだりしつつ、僕らは今日も一日うまい飯食って頑張っていきましょうってことで。

 

大住

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