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靖国ジェネレーション

探偵に思想は要らない。
昨夜、終戦記念日に韓国の人たちと新宿区大久保(韓国人街)で韓国料理に舌鼓を打った。
我々の8.15が終戦記念日なら、韓国の人たちにとっての8.15は

解放記念日。

日本人との意識の差はあまりにも大きい。
小泉首相の靖国参拝について尋ねてみた。聞いたのは10人(20代の男女)
参拝すること自体はいいけど、A級戦犯が合祀されているのは許せない。
これが大方の意見だった。

昨日から各メディアが喧々囂々、さまざまなスタンスで取り上げているこの問題。
私は思う。
歴史の認識ほど曖昧なものはないと。
自国のことさえ正確なことは分からないのだ。
一番の例が「なぜ明智光秀は織田信長を討ったのか」
さまざまな推論の上にさまざまな解釈がなされているが、真実は当事者(明智光秀本人)しか知らないのだ。そんな例は枚挙に暇が無い。
小泉首相の記者会見を見て思った。この人は本音を語っているのだろうか。
いくら周りが騒ぎ立てても、彼の本心を掴みきれるわけがない。

歴史の教科書には、また新たな推理の1ページが刻まれていくだけ。

 

 

靖国神社にある展示物。靖国らしい歴史観だ。
ルーズベルトもまた、本音は墓場まで持っていった中の一人である。

 

渡邉文男

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