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Winnyについて、ヤクザの事務所に突撃取材してみた

Winnyに流出した暴力団の住所録。
今回どういうわけか、それが本物か検証しに行くはめに。
世の中陰謀だらけだ。

住所録の中にあった、某団体事務所があるマンション。
こんなところに組事務所なんてあるのか?

これから、住所録を公開された当事者に話しを聞く為に直撃取材。


▲近所にあった立て看板

でもこんなの見たら余計に行きたくなくなるよ…。

 


意を決して、建物内に入る。

丁寧にノックをすると…


出てきた。

 

 

強面のお兄さんが。

住所録が本物であることは間違いないようだ…


しかし問題はここから。
突然、わけのわからない男が来たのだ。
怪しまれて当然。
お兄さんのヴァンダレイ・シウバのような視線からは

 いつでも殺ってやるぞ

と言葉に出さなくても十分に伝わってくる

…しどろもどろに事情を説明すると、何やら部屋の奥へと行き、暫くして戻って来る。
そして憮然とした表情のまま

「とりあえず入って」

玄関の前で少し話しを聞かせてもらえるだけで良いのですが…等と言える状況ではない。

失礼します!

大きな声で挨拶し部屋の中へ。
もう逃げられない。

 

奥にいたのは、もう一人の男性組員(組長?)
高級そうな木の机と、皮の椅子のデカイこと。
部屋には鑑賞中の映画から聞こえてくる銃声が響いている。


ここで、流出した住所録を渡しあらためて事情を説明する。

まさか自分達の住所録がネット上に流出しているとは知らなかったようだ。
険しい顔で、じっと住所録を見ている男性組員。

そして開口一番

 

「しょうがないんじゃない。どうってことないよ」

えッ!? 意外にも!
そして

「最近は住所録を売る業者がいたり、それでオレオレ詐欺をする連中もいるけど、
できるもんならやってみろだよ。金払ってやるから。ハハハ!

と豪快に笑い飛ばす。


おお…漢だ…。

それどころか
「色々と歩き回ってたいへんだねぇ」
と、突然押しかけたこちらの労までねぎらってくれるではないか!
お兄さんも微笑んでいる。

更に、お礼を言って帰ろうとすると
「お茶も出さずに悪かったな。コーヒー持って帰りなよ!」
と缶コーヒーをくれ、笑顔で手を振っている…

 

 

 

…検証の結果
 リストは本物!
 あの組員は本物の漢!

以上。 コーヒーご馳走様でした。

 

リ・コウジ(撮影協力:特捜班)

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