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アイフルはハメられた?

違法な取立てで、業務停止処分を受けた、消費者金融『アイフル』にまつわる話。


Aさんは数年前まで、同業の『アコ●』に在籍していた。
当時の消費者金融業界は、武●士がダントツ1位の座を確保しており2位・3位をアコ●・プ●ミスが争っていた。
レ●ク・アイフルは正直、4流、5流な会社だった。


しかし、ここ4、5年の間に業界の勢力図は変わってしまった。
一部上場ばかり狙って、回収力が落ちたプ●ミスは吸収合併され、レ●クは外資系に買収。
そんな中、CMの好感度と共に一気にメジャーになったのがアイフルだった。

かつて、業界2位を誇っていたアコ●とすれば、今のアイフルは“面白くない”存在。
業界内では武●士の1位は揺るがないため、シェア争いでは上を蹴落とすのではなく、下を潰そうとするのが主流だと言う。

だからこそ『他社にスパイとして借り入れ』に行き、対応を調査 するというのはよくある事だとAさんは語ってくれた。

Aさん自身もスパイを命じられたことがある。


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一連の騒動でマスコミで報道されている、違法取立ての録音テープのやりとり、これもスパイの所業だとか…


「客の話し方、内容が素人とは思えない。まして録音までするなんて、借金地獄の既存 会員の出来る業じゃないですね」

更に、問題になった営業所が地方に集中しているのも怪しいと言う。


「都内の営業所では社員教育が徹底されていますが、地方はそうでもないんです。そうした地方の営業所が狙われた可能性が高いですね」


つまりアイフルは、同業者にハメられたのか!?

 

「違法な取立てはもちろん金融業法で禁止されています。でも実際どこも普通にやっている事です。 金融業法には曖昧な部分も多く、「威圧感を感じた」とか「不安な気持ちになった」という 中途半端な線引きが多々あります。 それに、今回報道されたような取立てをしないと、どこも(回収なんて)無理ですよ」

Aさんは我々の取材に対し、最後にこう締め括った。

 

特捜班

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