●更新日 07/07●
ソニーに股間を見せに行く
ソニー(SCE)総務人事本部の広報部長(渉外部長兼務)福永憲一氏に問題の股間カットを見せた。
(以下、福永氏は黒、私は赤)
どうですかコレ?
ん〜〜、これはビックリしますね。大問題ですね。こんなのが出てるんだとしたら、ひどいですね。

これは性器ですね、ずばりですね〜!
うちのルールでは下着見えたらNGなんですよ。ですからこれは論外です。これは完璧なルール違反ですから、社内でこれから問題にしたいと思います。
(意外とあっさり認めたな・・・)ソニーさんのゲーム内容規制及び審査はどうなっているのですか?
過激な描写がある場合はメーカーさんの自主申告で伝えられます。ですから正しくメーカーさんが申告していただかないとこちらとしても全部をくまなくチェックすることは難しい状況なんですね。いずれにせよ、メーカーさんがキチッと申告していなかったとすれば問題でね。D3さん(お姉ちゃんぷるぅを制作したメーカー)が誠実に審査資料を提供したのかというのも疑わしいです。
こうやってもう発売されているんで、現段階では見逃されていたということですよね?
そうですね。
いや、あまりにも堂々と売られていたので、ソニーさん的にもこういうエロゲーム的要素がOKになっていたのかぁと思ってたんですよ。
いやいや、これは絶対にNGです。マイクロソフトさんも、任天堂さんも、これは絶対にNGだと思いますよ。審査の人もこれを見てたら絶対にNG出してたと思いますよ。
ソニーさんのこれからの対応はどのようになるんでしょうか?
今はこれがD3さんの
故意なのか過失なのかわからない状況ですから
これからの対応を断言することはできません。

過失で栗とリス?
いや、これが故意だとしたら大問題ですから、早速D3に問い合わせて事実確認していき、この問題に真摯に対応していきます。とにかくこのカットを見ると、なーなーでは済ませられません。それにこういう問題は私が知る限りソニーでは初めてですから、今後の展開をはっきり申し上げることはできないんです。また、メーカーさんへの罰則ルールもないのが現状なんですよ。でもこういう問題が出てきたとなると今後罰則についても考えないといけないですね。
(私のクレームがソニー初とは記念になるな・・・)この問題の影響は?
家庭用ゲーム機では、こういう性描写のあるゲームはないということを、地方自治体にも社会に対しても説明しているわけですから、こういったルール違反が起こると家庭用ゲーム業界の足並みを乱すことになりますね。
審査の時間については?
審査を受ける側の映像の切り取り方で、どうにでもなるという面はあります。が、それは、これまでもメーカーさんの誠実な審査を受ける姿勢があったから成り立っていたとは思います。ですから、これは・・・。CEROさん (ゲームの映倫みたいな)でも要所となる映像をビデオに10分程度にまとめて、審査員が見る感じだと思います。ですからソフトを丸ごとくまなくチェックすることはやってません。

話は変わりますが、神奈川県に有害図書指定を受けたGTAIIIについては?
性描写と違って、残虐性については規制における明確なものさしがないんですよね。でもこのGTAIIIは世界で1番ヒットしているゲームなんですよね(笑)。しかし、カプコンさんも有害図書指定については不意打ちを食らった感じみたいです。果たしてほんとにその残虐性が人に影響を与えているのかは、まだ証明されていませんから、今すぐ、法律でどうこうするというわけにもいかないんです。しかし、我々、ゲーム業界としては、暴力描写に対しても社会の常識と照らし合わせて、自主規制しているつもりではあります。これは人が死んでいくゲームです。それはけしからんというだけで有害とされては、こちらも困ってしまいます。テレビでも映画でも、人はたくさん死んでるわけですから。しかし、その描写が社会のものさしから外れないかということは常に真摯に考えているつもりです。まぁ、暴力表現の線引きは非常に難しいですね。バイオハザードのゲームは18歳ですけど、映画は一般ですからね(笑)ゲームはインタラクティブだから駄目なんだとかいわれても、まだインタラクティブ要素がほんとに人に影響を与えるかという科学的な証拠はまだないですからね。
さすが広報部長。もっともな回答である。しかし、テレビや映画は受身の情報であり、視聴者が主人公ではない。それに対し、ゲームの主人公は間違いなくプレーヤーだ。主導権を握るか握らないか、この差は大きい。
福永部長の言う「科学的な証拠」は実験する価値があると判断した団体や機関が行えば、すぐに結果が出るだろう。なぜなら人はみな、協調性や自制心などの情操教育を受けながら縦社会に順応するようにしつけられていくが、ゲームやネットの世界では最初から最後まで一貫して本人が主人公であり、他人のケツに付き従うことを良しとしないからだ。現実でも同じで、戦後の動乱期に犯罪率が増加するのは、はみだし因子が活躍しやすくなるからである。(これは太平洋戦争後の日本もしかり)
残虐性のあるゲームは間違いなく人間本来の持つ攻撃性を解き放つひとつの影響力だ。もちろん、どんな時代でも犯罪に走る因子はごく少数だが。
ソニーさんを含め、TVゲーム業界のチェック強化は小学校の道徳よりも大切だと感じた。
ー エロとバイオレンスのオマエが言うなと読者の叱責を受けそうなBOSS ー
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