●更新日 10/11●
売春島は眠らない

三重県志摩氏市磯部町、牡蠣と真珠で有名な的矢湾に浮かぶ周囲7kmの小さな島「渡鹿野島」
江戸時代には、関西から江戸へ向かう船の“風待ち港”として栄え、豊富な魚介類あり、温泉あり、南国風のビーチありと絶好のリゾート地である。
現在島の人口は180戸、400人程とのことだが、島でも正確な数は把握していない。
島民は年寄りが多く、子供は小中学生が10人、保育園児が3人いるが島外の学校へ行っている。
若い人の大部分は女性なのだが島に住民票は無く、出入りも多いため島民としての人数は不明だ。

(左)待合室 (右)本島から島へ渡る女の子
実はこの島にはもう一つの顔がある。
別名「女護ヶ島」
古くは江戸時代、女性は「把針兼(はしりがね)」と呼ばれ、報酬を得る代わりに男に身を捧げていた。
それは今でも変わらない。
そう、この島は売春で成り立ってきた島なのだ。
島には数店のスナックらしき店があるが
その全てが「置屋」である。

夏期以外にこの島を訪れる人の殆どが買春目的であることはいうまでも無い。


買春するにはいくつか方法があり、
・ホテルで宴会についた女の子を買う
・置屋で女の子を選んで買う
(コースは“ショート”“泊まり”の2通りで、泊まりの場合は女の子の部屋に泊まることになる)
・船着場周辺に置屋の女将さんがいて宿泊予定の無い客に声をかける
・ラーメン屋に置屋を紹介してもらう
つまるところ、島の至る所で買春斡旋をしているということだ。
そりゃ表向きはね
かつて「不倫は文化」といった芸能人がいたが、この島は「売春が文化」であり、それなくしては島の存続はありえない。
最近は不景気のあおりを受け、収入も激減しているそうで、「パールビーチ」なるビーチを作ったり、ホテルも一般客を呼べるように志向をかえて、観光客誘致を積極的に行っている。

島は以前に比べ若干さびしくなったものの、淫靡な香りはそのままだ。
この世に男がいる限り、売春島は眠らない。
探偵ファイル
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