●更新日 08/28●

最終段階 (学校への取材と音声ファイル公開)


人事室長のK先生


K先生「”○○先生”ですか。確かにいますね。しかし”理事長”に直接話を伺う、というのはちょっと無理だと思いますね。理事長の方にもスケジュールがございます。アポイントを頂き内容を聞いて、その上でお会いするかどうか判断するという形になるかと思います。

調査員「そうですか。」

K先生「それに、そういった話には”学園本部長”が応対しております。前もってお話頂ければ、その者が応対する“かも”しれません。しかし“かも”です、なんとも言えませんよ?

調査員「そうですか。で、不躾なお話ですが”教師と生徒が男女の関係を持つ”というのは結構ある話だ、ともお伺いしたんですが?」

K先生「いや、それは無いと思いますよ。そういうことが分かれば、うちの学校の場合はすぐコレ(首を切る仕草)ですからね。」

調査員「はあ。そういったことは発覚し次第、懲戒免職ですか?」

K先生「ええ、当然でしょう。だって、学生とそんなことがあったらマズいじゃないですか? それが本当にあったら、もう学校にいさせるってことは出来ないですよ。」

調査員「そうですか。では、例えば女生徒に何も知らせずに”この女生徒は問題ありの生徒だから”ということで学校側で内々に処理してしまう、というようなことはありますか?」

K先生「いや、もしあったとしても学校側はそういうことはしないと思いますよ。両方から説明を聞きます。やはり、一方から話を聞いただけで学校が対処してしまったといったら、とんでもないことじゃないですか。まして、生徒さんの親御さんもいることです。その方々は、我々にとっては”お客様”ですから。そんな対応は出来ないですよ。」

調査員「では、学校側のスタンスとしては”生徒との男女関係”はありえない。そういったことが発覚すれば、その教師は懲戒免職は免れない、と?」

K先生「うーん。その辺りは”学園本部長”か、もっと上の”理事”の考え方次第だと思うんですけれど。しかし、取材に関しては”アポイント無し”でというのは無理だと思いますよ。でも、一応確認してみましょうか? ”学園本部長”でよろしければ。」



学園本部長


本部長「セクハラ関係の問題に関しては、男性の講師や教員には日頃から厳しく言っておるんです。特に最近はこういったご時世ですから。
それから、私共の学校の場合も”倫理委員会”というのが当然ありまして、それから”学生部長””教務長”そういう立場の人たちがキチッと教員なり生徒なり、両方の話を聞いて対応するわけです。

調査員「問題が起こった場合”教員”と”生徒”と両方に話を聞くわけですね。」

本部長「ええ、そうでないと・・・。これはちょっと言いすぎかもしれませんが、自分が多少不利な立場に追い込まれてくると”あの先生がセクハラした”とか言ってくる生徒というのはいるわけです。これは、私どもの学校に限らず。」

調査員「はあ。そうすると、性質のよくない女生徒が”先生にセクハラを受けた”という話を持ってくるということも多々ある、ということで?」

本部長「多々とは言いませんけれどね。私どもの学校の場合”実技指導”の授業があるわけですが、この授業の場合”先生と生徒の相性”が本当に難しいんです。大した理由でなく、なんとなく”あの先生は、ダサい”とか言われたりします。そうなると、その先生は真剣に指導するんですが、手に触れたりすると極端に”あの先生はセクハラの先生だ”とか言われかねない。最近は、そんなことまで先生方に注意しないといけなくなってきてるんです。

調査員「はあ。それは本当にご苦労さまです。それで、○○先生に関してそういった話を伺ったことはございませんか?」

本部長「いえ。今回ちょっとびっくりしたんですけれど、○○先生についてそういった話が私どもに上がってきたことは無いですね。初めて聞きました。」

調査員「はあ…。と言いますのは、○○先生の方から”しつこい生徒がいて言い寄られもしたが、きちんと断って学校側にお願いしてきちんと処理してもらった”というようなことを聞かされていたもので。それで、理事長先生はじめ学校側の皆様は”○○先生がきちんと断った”という件をご存知なのかな、と思いまして。

本部長「なるほど・・・いや。聞いてないですねえ。」

調査員「そうですか。では、そういったことが仮に事実だったとしたら、学校側としてはどのような対処をなさるおつもりで?

本部長「それは、お話しました通り、双方の話を聞いた上で事実確認をして、セクハラ行為を起こしたいうことが事実であれば、即、解雇ですね。」

調査員「では、セクハラではない教師と生徒の間の所謂”普通に肉体関係”となるとどうでしょう?」

本部長「まあ…そういったことがあるというのは信じがたいんですけれど、そういうことがあれば、やはり解雇となりますか。」

調査員「懲戒免職という形は免れない、と?」

本部長「そうですね。まあ、ことの内容にもよりますけどね。しかし”生徒と関係を結んじゃった”などということであれば、それはもう許される問題ではないですね。」

調査員「そうですか。」

本部長「ただ”どっちの言い分が正しいか”という問題もありますからね。当然、教員の方は”そんなことはしていない””言いがかりだ”と言うでしょうし、生徒の方は”本当にあったことだ”と主張するでしょうし。そこのジャッジは、本当に判断が難しいところなんですよ。しかし、そういう問題が起こった場合、大体は教員が不利ですよ。生徒から申告があると、大体それを主にして検討しますからね。」

調査員「そうですか。やはり、そういった場合でもキッチリと”生徒”と”教師”、双方の話を聞いての事実確認ということになるのですか?」

本部長「そりゃ、そうでしょう。しかし、実際のところわかりませんからね。」

調査員「学校側が”秘匿する”ということは、無いですかね?」

本部長「…?」

調査員「失礼な物言いになりますが、こちらは私学でもありますし”表沙汰になってはマズい”ということで、生徒の方には知らせずに学校が内々で処理してしまう、というようなことは? 全く不躾ながら、そのようなこともあるんじゃないかと想像するんですが」

本部長「うーん。まあ、そりゃあこういった私学ですから、そういう醜聞は好ましいことじゃないですが、しかしそこまでの事態に至ったケースというのは今までありませんし、そうならないように気をつけています。返答に困るんですけれど、まあ、”キチッとした対処”は当然いたします。その学生の立場を考えた上で。」

調査員「そうですか。では、そのような”教師と生徒の関係”というような情報については”学校に対して「面白くない」と思っている生徒さんからの、出鱈目な情報じゃないか”という見解でしょうか?」

本部長「そうですね。その情報というのは、かなり具体的な情報なんでしょうか?」

調査員「もし、事実であるなら”○○先生が生徒と関係を持ち、未だに学校で教鞭をとっている”ということで、大問題ではないかとも思いますし。」

本部長「情報提供と仰いましたが、あなた(調査員)は、週刊誌ですか?」

調査員「いえ。インターネットです。読者の方には、身近で起こった事件や面白い事柄など、広く情報を募っておりますので。」

本部長「じゃあ、要は”面白ければ、なーんでもいい”わけですね?」

調査員「ニュースです。」

本部長「なるほどね。」

調査員「それで、あの、やはり理事長先生にお話をお伺いはできませんか?」

本部長「今までのお話では不足ですか? 今までのお話が”学校側の見解”です。私、一応この学園の責任者でもございますので。」






○○先生の音声ファイルを添付



本部長さん、「おもしろければなーんでもいいわけですね?」とはどんな意味でしょうか。
女生徒の苦しみが、おもしろいとでも?
あなたの娘が、同じ目に遭っても、そんな言葉が吐けるのでしょうか?

音声ファイル 


音声ファイルの中で、○○先生は「あなたが入れてくれ、入れてくれって言うから」と述べている。元教え子に対する教師の言葉である。しかし、残念ながら、被害者生徒は警察に訴える気持ちはない。したがって、私も刑事責任は追及しない。


妻子ある、教職の身が、生徒(少女)に肉体関係を迫った。


この事実だけは動かせない。






被害者生徒の手記



探偵ファイル読者の皆様及び、私宛に励ましのメールを下さった皆様へ

はじめまして。こうして直接の文として呼びかけるのは初めてだと思います。私は「木枯らしの花の真実」をBUN様に送った、H.N涼といいます。
今回沢山の私に宛てたメールを頂き、一部ですがまとめてBUN様より転送していただきました。本当に、励ましなど、ありがとうございます。そして、それに対する返信としてこの文を書かせていただきます。そして、BUN様に託させて頂きます。
この先、どうなってしまうのか、私にもわかりません。BUN様やスタッフの方の暖かい励まし、読者様からのたくさんの「死なないで」という言葉を受け取り、苦しい中、まだ、生きています。
ここで何を語っても、私には仕方ないのかもしれません。でも、この事件の当事者になってしまった、私に出来ることがひとつあります。それは、この探偵ファイルマスターBUN様に、呼びかけを託すこと。もしも、この託しがお許し頂けますならば、今ここで呼びかけたいと思います。
今、同じ被害に遭っているような方。その悲しみから、決して目をそらさないで下さい。目をそらさず、公表してください。
脅され今まで何も出来なかった私には、過ぎた文ですが。叶うならば、訴えてください。そして、決して泣き寝入りしないで。貴方の責任ではないのです。貴方は悪くないのです
目をそらした時、その先には必ず、地獄が待っています。それは許すべき行為ではありません。れっきとした犯罪です。
それを見た方。決して被害者を非難せず、受け入れて下さい。どうか、守って下さい。わたしたち、被害者の行く先は、助けを求めた、その相手にかかっているといっても、間違っていないのです。この性犯罪というものは、独りで立ち向かうには、危険過ぎるのです。どうか、そこから目を離さず、共に闘って下さい。最後まで、支えて下さい。
そして、今そのような犯罪を犯している者へ。貴方は、人間としてあるまじき行為をしています。貴方は、相手の人生を踏み潰したといっても間違いではないのです。いますぐにやめてください。遊び半分にやることではないのです。その行為は被害者そして貴方自身を最低の地に落としいれることになります。

学校関係者各位、またこれを見守るユーザー様方達。
たとえこんなことが身近にあり、それが自分に苦い行為であっても。被害者は死ぬ思いをしています。どうか、目をそらさないで下さい。私は、学校に黙認され、非常に傷つきました。絶望しました。これから立ち直れるかも、不安で仕方ありません。生きていけるのかも。

そして最後に、探偵ファイルの皆様に心から感謝申し上げると共に、メールを送って下さった、たくさんの人に、心から、お礼申し上げます。

この先どうなるのか、私には本当にわかりません。けれど、どうか、貴方の隣にいるかもしれない、傷つきぼろぼろになった人達を、どうか受け入れ救ってあげてください。

涼 拝  







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