ＢＯＳＳは遊んでばかり、と思われているので、日記始まって以来、初めて本格的に仕事の話をします。
私は２０年間、スパイ・探偵をしてきました。そのうち、前半の１０年は修行期。後半の１０年はガルエージェンシーという探偵社を創立して現在に至ります。厳密に言うと、昨年、そこの社長は引き継ぎました。今はグループ全体のホールディングカンパニーの経営者であります。
「なぜ探偵になったのか？」という質問を多く受けますが、答えはひとつだけではありません。探偵に憧れてもいましたし、実業として魅力もありました。大企業が進出しにくい業種ですからね。でも、一番の動機は、ＢＯＳＳコンツェルンを創った時、情報を集める会社が傘下にあったら強いだろうな、と１４歳くらいの時に思ったことが始まり。アメリカのロックフェラーに憧れた中学生時代でした。

今の私の仕事は、グループの調査力を上げることです。この仕事はどこまでいってもてっぺんはありませんが、いつまでも走り続けるしかないんです。いかにしてクライアントの要望に、早く、正確に答えられるか。
現在、自分の下にたくさんの人材を預かっています。育て上げて全国の調査の応援をさせています。名称は、特別機動調査隊です。ですから、ハンドルネームも、ＢＯＳＳではなく、正式には隊長なんです。

だいたい、ＢＯＳＳなんて、えらく威風堂々という感じですよね。サイトの管理者の方々と会っても、みなさんに驚かれます。「あれ？怖くないじゃん」と。ＢＯＳＳというＨＮは、探偵ファイルを立ち上げた時、スタッフに勝手に命名されたんですから。自分で言うのも何ですが、気さくな兄貴です。違う意味の「兄貴」じゃなくて。
とか何とか言いながら

　

女性からのメールを増やそうとしている

　

のがバレバレですか？　やっぱり。だって最近、女っ気がまったくないんですよ。変な日記ばっかり書いてるから。断じて「兄貴」じゃない。　←悲しい響き
なぜ「兄貴」と誤解されるかと言うと、自分の直属に女性スタッフを置かずに、美男子ばかりを選んで置いているからなんです・・・って

　

自分で認めてどーするんだ

　

それよりも、もっと忌々しき事実が。去年の東京ブロック忘年会で、本部のこいつ（この女性は私と同姓ですが婚姻関係はありませんので念のため）が酔っ払い、壇上で私を指差し

　

この人、両刀っ！！

　

って、大声で叫び、そのまま高笑いしながら帰ってしまったのです。真剣に、何とかならんのかその酒癖。公の場がシーーンとしたじゃないか。思い出した！　どこからＢＯＳＳ兄貴説が湧いて出たかと言うと、この時からだった。何の根拠があってこの俺を両刀あつかいしたのか、説明しやがれ。