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決して折れず、 決して曲がらず |
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02.岩をも斬りし 斬鉄剣!? 前回より始まりました『斬鉄剣!』シリーズ。 「是非コレを斬ってくれ!というリクエストがありましたらメールをください。」 と書いたところ、たくさんのメールをいただきました。 「某国の国旗を斬り刻め」とか、「天然記念物を斬れ」とか・・・。 ひょっとして、皆さんフラストレーションが溜まってらっしゃる?? そんな物騒なリクエストは来なかったことにし、一番最初に来た方のメールを採用することになったのです。
・・・はっきり言いましょう、斬れるわけありません。 つ〜か石をも斬れる腕前を持っていたら、いつもひどい目にあっているような探偵稼業などさっさと廃業して「巌石斬・山木流」とでも名乗って道場を開きます。 テレビのドキュメンタリーでやっているようなことならまだしも、"アニメやマンガ" でやっていることを本気にして、岩石が豆腐か何かのようにサクサク斬れるとか思わないで欲しいのですが...。 しかし、そうは言っても前回始まったばかりのシリーズを、某雑誌の連載のようにいきなり打ち切りの憂き目にあわせるわけにもいかないので、結局やることになりました。 石灯篭はとても高くて買えませんでしたので、川原で拾った自然石で勘弁して下さいな。 やる前から、結果は見えてるような気がしますが...。 ひょっとしたら、前回みたいに斬れるかもしれないし。 気合を入れて、冗談に、じゃなかった上段に構えます。 俗に言う『蜻蛉(トンボ)の構え』です。 精神を集中し・・・、一気に袈裟斬りを!! ガン! ぐあ。 鈍い音とともに手首にとてつもない振動が。 ・・・一応、石は欠けましたが、斬ったのではなく落ちて割れただけのような気が・・・。 結論・・・落とした方が合理的
追記:今回の実験で、半端じゃないほど刃こぼれしてしまいました。
知り合いの刀屋に行って、いくらぐらい修理費用がかかるかを訊いたら... 「・・・買いなおした方がいいよ。何を斬ったの?」とひとこと。 「バイクと自然石を斬りました」と正直に答えたら「君はキチガイか?」 と日本刀より鋭利な言葉でズバッと斬られました。全く抵抗できなかったのが虚しい。 |
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