オーリー ・・・・・・ アメリカ製
超耐久ワックス



06.オーリー vs 山木...再び!!


人の不幸は蜜の味・・・ということなのかどうなのかは知りませんが、オーリーシリーズの続編を望むメールがたくさん来ております。
僕の愛する車の平和を守るために、これまでは密かに闇に葬ってまいりましたが、先日ついにそれがみんなにバレてしまいました。
そして今日、泣く泣くオーリーシリーズを再びやることに・・・ううっ(泣)

バーナーで燃やし、タールをぶっかけて、あげくの果ては日本刀でぶった斬ってしまったというのに、この上なにをやれというのでしょう。
「ボウガンで撃て」「チェーンソーで斬れ」って、もはやワックスの防護効果であるところの皮膜効果とは関係ないところに行きついています。

宮ぷ〜「じゃあ、皮膜効果を試すならいいんだね」

といって、怪しげな薬品を持ってまいりました。

「剥離剤」 不吉な名前だ・・・


写真1
向かって左がオーリー、右が剥離剤


それでは、この剥膜剤の効果はどんなものか実験してみましょう。
「剥離」という名前の通り塗装を完全に剥がしてしまう薬剤です・・・。
って、ええい、そんな薬品は存在しなくてもよいわ!この世からなくなってしまえ!
しかも『強力』なんていらない言葉までくっついていやがる。

ちょっと実験。空き缶に塗ってみることにしましょうか。


写真2
種も仕掛けもない、お茶のスチール缶
写真3
強力@剥離剤を塗ると、あ〜ら不思議

写真4
金属の膜が剥がれてきます

写真5
表面がボロボロ

写真6
ベリベリに剥げてしまいました


たったの3分。 とても強力です。 これから愛する車に塗る、ということさえなければ、みなさんに是非おすすめしたい一品であります。

「うわわ!なんだよコレ!!助けてオーリー!」


写真7
剥離剤のあまりの強力さにビビってしまいました


僕の車があの缶みたいになってしまっては・・・。
結局、オーリー1缶すべて塗り尽くしてしまい、オーリーの水たまりが車の上に出来てしまう...それでも心配だけれども。


写真8
アヒャヒャヒャ!!


さあ、剥膜剤をかけることになりました。
さっきの缶みたいになったら・・・あまりの恐怖にアヒャヒャと笑いが出てきてしまう。
撮影の某氏は、ついに気が触れたと思い心の中で合掌したそうです。
「どんな状況でもカメラを向けられると笑顔になるのはいいことだね」と宮ぷ〜氏。
彼の冷徹な心は強力な剥膜剤でも剥がせそうにありません。


写真9
かけた直後
●動画ダウンロード


すぐ笑顔は凍りつきました。かけた傍から

バチバチ

破滅の音が・・・

みるみる塗装が溶けていく!

(;°д°)「わあああああ、ヤバイ!ヤバイよ!」

おまけに垂れた剥離剤がエンジンルームに!!

( ;´Д`)「ああああ、エンジンがエンジンがぁ!!」


写真10
ザバーッ
●動画ダウンロード


もう実験どころではありません。このシリーズ最大の危機が訪れてしまいました。
あわてて水をぶっかけたのですが、すでに塗装はいくらか溶けてしまいました。
掛けた瞬間から溶け出すとは・・・なんだこの危険なシロモンは!オマエは濃硫酸か!!


写真11
見事に膜が剥げてしまいました
写真12
ボロボロです


もう表面はベリベリのボロボロです。 まるで愛車の流した涙の跡のようです(号泣)
「なんでオレの車なのに日本刀で斬られたり剥膜剤で表面の膜を剥がされなきゃなんないんだ!」とあまりの理不尽さに悔し泣きしているに違いありません。

というか、空き缶が3分間もったのに、ワックスを塗った車がすぐに剥げるなんて・・・


ボクの車の塗装は空き缶以下なのか?うわぁぁん



( 電脳探偵・山木 )


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