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恒久的かつ 普遍的な服装 |
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05.私も、そして誰も私の事がわからない。 Chapter.1『過去の日々』 今までは普通の探偵会社の調査員として仕事に従事し、疲れた心をカセットテープに録音したリチャード・クレイダーマンの音楽で癒し、そしてスーツで対象者を尾行する。 これら行為は別に辛くはなく、また他では経験する事のできない貴重な経験だ。 私は今日もキーボードを叩き続ける。 インターネットとはなんと不思議なものだろう。私は、突如「電脳探偵」という今までにない調査員となり、そして電脳という全く形のないモノに束縛されるようになった。 電脳とは一体どんな事を指し示すのであろうか。 走馬灯のように過去の体験がフラッシュバックされ、そして消えていく ![]() ・ ・ ・ ![]() ・ ・ ・ ![]() 雲のジュウザが「我が拳は無形なり」と、自らの拳を説明していたが、電脳とはそれ以上に無形である事に気づく。 私は一体何をしているのだろう。そして私の過去はどれ程の経験となるのであろうか。 Chapter.2『飛翔』 過去、探偵ファイルには掲示板があった。 私は日々この掲示板をチェックし、そしてキーボードを叩きレスポンスをする。 ネットという海に広がる仮想空間、見知らぬ人からの意見を頂ける貴重な場所、インターネットとは実に不思議なものである。 朝起きて掲示板をチェックする。 仕事の合間に掲示板をチェックする。 寝る前に掲示板をチェックする。 薬の中毒者が薬に侵食されていく以上に私は掲示板というものに侵食された。 だが、私それについて一切後悔はしていないし、振り返るつもりもない。 誰もいない部屋に響き渡るキーボードのクリック音。 通常化であれば一抹の寂しさを感じるのかもしれないが、ネットワークという麻薬に手を出した私には寂しさなど感じられない。 私は、この状況をナチュラルハイと呼んでいた。 「守護月天なんかはやんねーんだよ。時代はちょびっツ」 私はこの書き込みを見るなり聖地秋葉原に飛び、我が心のオアシスゲーマーズに向かった。 だが、悲しいかな「ちょびっツ」のTシャツは売られていない。 流石時代の最先端インターネットと書けば聞こえは良いが、騙されたと書けば聞こえは悪い。 重ね重ね書く。 私はナチュラルハイであった。 ![]() ちょびっツTシャツ作成中 自主的に夏休みの宿題すら行わなかった私が、誰に強制されることも無く指定されたTシャツを作り、そしてそれを身に纏おうとしている。 電脳の魔力とは実に恐ろしいものだ。だが、話はここで終わらない。 その時は見つける事ができなかった「ちょびっツTシャツ」が、オリジナルTシャツ完成後に発売されたのだ。 私は取る物もとらず、再度秋葉原に出向きそして「オフィシャルのちょびっツTシャツ」を購入した。(購入場所・・・アキハバラデパート)
![]() (動画: RealPlayer形式「アキハバラでお買い物♪」) なお、その際に「宮ぷ〜」氏に同行してもらったのだが、このとき彼が仕事仲間とは思えないような発言をした事をなんとなく記憶している。 山木「いやー、ちょびっツのTシャツが入荷したらしいんですよ。 でも買うのはチョット恥ずかしいから偶には宮ぷ〜が買って くれないかなぁ?」 宮ぷ〜「僕は撮影専門です」 実に手厳しいが、彼が言っている事は道理なので仕方がない。 だが、このアイテムの入手により電脳探偵はさらなる上のステージに飛翔した。 Chapter.3『明日なき迷走』 私は休みの日になると秋葉原に出向くようになった。 特に金が無いにも関わらずパソコンのパーツの価格をチェックし、ゲームの発売状況&売上状況をチェックしている自分。 だが、これら行為に目的など全く無い。 生物が生きる為に食料を摂取するという行動をするように、私は秋葉原を惰性で探索をし、そして店に入る。 そんな事を1ヶ月近く続けていた時の事だ。 私は、同人というモノに興味を持った。この同人というモノに何かしらの魔力がある事は薄々感づいていたし、私の周りには同人という魔物に取り付かれ、そして給料を手から漏れる水の如く散財している人間も多数いる。 もちろん、その魔力に飲み込まれてしまう事を知っていて自らそこに飛び込んでしまう事は、愚者以外のでもなにものでもない。 だが、私はその魔力に立ち向かう事はできなかった。 ![]() ここ数日の釣果 私と同人の関係はアークエンジェルとホークのような利害関係の上になりたっているものではない。 人としての煩悩の一つ「ラゥ゛」の元に成り立っているのだ。 私は、ある男にこう問われた事がある。 「漫画キャラクタのエロ本なんか見て楽しい?」 愚問である。 そして私は堂々と、そうアメリカ独立宣言を威風堂々と宣言したフランクリンよろしくこう言ったのだ。 「だって見たいじゃん」 そして私は彼に続けざまに... 「僕ね、思うんですよ。貴方、アニメ映画の事を マンガ映画って言う人でしょ?」 と彼に言った。あの時、彼が私に投げかけた侮蔑するような視線は一生忘れる事が無いだろう。 そして私は既に人として駄目な方向に向かっている。 だが、全く悔いてはいないし、悔いる気も無い。 ゴーウィングマイウェイ そんな言葉が一陣の風のように脳裏を過ぎった、とある春の日の話である。
(文・・吉野健太郎、構成&事実確認・・山木)
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